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パラレル物
どんな世界に生まれても(4)
チュパッ、チュプと淫らな音が立ち、唇で擦られながらの巧みな舌使いにカエデの首筋が反る。

「あっ……は……あぁっv」

ビクビクと脈動する牡茎から口を離して、放たれた精液を手で受けると、後ろの窄まりに塗り付ける。
きゅっと締まる襞を指で広げて、中に汁を送り込んだ。
熱く絡まる内壁を長い指で擦っていくと、やがて彼のイイ所に当たる。

「あっ!」
ビクンと裸体が跳ねて、脚も揺れた。
もう数え切れない程、受け入れてきたそこはとっくに馴染んでいて、それだけで指を抜いた。

カエデの瞳が艶っぽくアキラを見る。
ふんわり開いた唇に口づけて、口内を貪った。

「ぅんっ……ふ……あふ……」
舌を絡ませ、溢れた唾液が顎を伝う。

「カエデ……オレだけのもんだ……」
「アキラ……んんっ……」

また口を塞がれて、クチュクチュと音が立つ。
そして、アキラの亀頭がぐっと菊門を圧迫するのがわかった。
まるで形を知らしめるかの様にゆっくりと挿入ってくるのに、喘ぎは口の中に消えていく。
粘膜を一杯に広げたデカマラが全て埋め込まれて、漸く唇が離された。
熱く包み込んでくる内壁の感触を愉しんでから、ゆっくり動き出す。

こんなセックスは、カエデとする様になってからだ。
淫魔の彼は激しい行為に充分耐えるが、こういうやさしいセックスも、今は愉しめる様になっているのだ。


カエデの手が脚から離れて、アキラの背に回った。
そうしたら彼の動きも強くなっていき、パチュパチュと音を立てた。

「あっv……あ…っv……ァv」

見つめ合ってキスをして、パンパンと腰が打ち付けられる。

「んっあっ……あっ……アキラ……もっと……っ……」

こうなってくると、激しいのがお好みの様で。
ニンマリと笑ったアキラは、カエデの望みを叶えるべく、両脚を抱えてガンガンに突き犯した。

「ひっ、あっ……ああぁっv v」

肉と粘膜が擦れる音と、肌のぶつかる音と、それらを聞きながら突かれて揺れる裸体がシーツを乱す。
そのうちに下腹がビクビクと震え出し、全身に痙攣が伝わっていった。

「あぁぁぁぁ……っ!!」

カエデの精液が宙を舞って自らに落ちていき、肛内にはたっぷり潤され、カエデは至福の表情をする。
その背を抱えて対面座位の形になり、余韻で震える背中を撫でた。
耳にキスしてやると、肛内がきゅうっと締まってくる。
耳を舌で嬲れば、ストレートに肛内が収縮して、アキラの肉棒に張りが戻った。


今度はカエデを抱えてベッドに寝ると、騎乗位にして彼の頬を撫でる。

「キモチヨク、してくれるんだろ?」

はぁっとカエデの息が吐かれて、艶やかな瞳がキッとする。
ベッドに両手をついて見つめ合い、カエデが自分の尻を上下した。
「……あ…っ……」

パチュパチュ音がして、汁がプチュッと弾かれる。
アキラの精液がエロ汁となって、見え隠れする肉棒に纏わり付いては飛沫いた。
カエデの肉棒もすっかり勃ち上がり、プルプル震えているのもイヤラシイ眺めだ。

インキュバスでありながら、自分の肛内で男のモノを擦る事を覚えてしまい、それでも攻めの本能で彼を昂めていく。

「ふっ……ぁ……イイ…よ、カエデ」

たりめーだ、とでも言いたげに、カエデの腰の動きが激しくなる。
ただ、アキラをイカせる事に集中した為に、自分の方が若干疎かになってしまって、それを感じたアキラがクンと腰を揺らした。

「あっ……!」
「ほら、おまえもヨくなんねーと」

そう言って互いに協力して動けば、カエデの裸体が快楽で仰け反る。

「あっあv……アキラ…ァ……あっv」
「ふぅっ……カエデ……ッ……」

カエデの肉棒がビクビク震えて肛内も収縮し、アキラの巨根に追い縋っては飲み込んで、淫らな汁がピチャピチャと弾く。

「あっ……も……アキラ……ッ」

ズブッと重力でデカマラを埋め込んで、カエデが絶頂の痙攣を起こす。
放たれた精液は、今度はアキラの肌に滴り落ちた。

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あきゅろす。
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