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お題小説
ばちん(2)
「……ぁん……も、今日は…何、したいのかしら?」
「…好きにしてええん?」

「───貴方が好き放題じゃなかったコト、あるのかしら?」
淡々としている様で、艶のある声で志保は応じた。
平次はくすくすと笑った。

本当は男がしてみたい事など、もっと淫猥な事も考えているのだけれど。
志保が大切なあまり、酷い事は出来ないのだ。
だから、小出しに少しずつバリエーションをつけて、馴らしてしまっているのだ。


ベッドもあるが、敢えてソファーに彼女を座らせ、花束のリボンを外して志保の手首を一纏めにして付け替えた。
まるで志保がプレゼントみたいになった。

両腕に押された乳房が少し盛り上がり、平次は中のシャツを捲り上げて、更にブラジャーを外してそれも上に刷り上げてしまった。
タイトなスーツにハイヒールすら履いたまま、中を捲られて乳房から臍までを曝された姿は、妙な背徳感がする。

綺麗に揃えられている脚を広げてその間に躰を入れると、舌で乳房を愛撫していく。
「……ぁ……」

手は躰中をまさぐりながら、感度の良い乳房を舌でゆっくりと嬲っていき、脚をM字にさせるとタイトなスカートがズリ上がり、ストッキングに覆われた小さなパンティーが見えてしまう。
ストッキングの上から脚を擦りながら、乳首を口に含んで転がしていった。
「や…ん……あっ…」
ピクンと志保の背中が反った。

「…ホンマ、感度ええねんからvもう染みてきてんで?」
「いや…バカッ…////」

普段と違うシチュエーションに、志保も興奮しているのか、反応が早い。
すると曝された股間の濡れた布地をその上から舐めていく。

「ああっ……あん、あ…っ」
「可愛えヒダまで透けてきたで?」

感じながらも恥ずかしがる志保が可愛くて、ぷっくりと膨れた陰核を舌でつついた。

平次はリボンのかかった手首を持ち上げて、指を丁寧に舐めていく。
それはそれでエロくて気持ち好いのだが、盛り上げられて放置されてしまった股間が疼いて、志保は思わず腰を揺らした。

「やらしいなぁ…志保は♪ホンマ、ええ女やでv」
志保は真っ赤になって視線を逸らすものの、唇がふんわりと開いて、熱い息を漏らしている。
平次は志保の手首を上げて肘を曲げさせて、頭の後ろにそれを持っていった。
そうして鞄の中からある物を取り出した。

それ自体は元々玩具ではないのだが、今や本来の使い方をする人の方が少ないんじゃないかと思われるそれ…言う処の電マのスイッチを入れた。

「ほんなら、目一杯イキやv」
「ちょっ…それ……あああぁっ…!」

いきなり再開された局部への刺激が、物凄い快感のウェーブとなって、志保の躰を貫いた。
試すみたいに強弱を付けられ、陰核を嬲ったり少し逸らされたりして、志保の躰が反り返ってブルブルと震えた。
どれだけ感じているものか、彼女の口から唾液が垂れて、悩まし気な声を上げた。

「ひっあっ……ダメ…っ、イッちゃう……!」
絶頂の痙攣を起こしてもなお、電マ攻撃を続けられ、敏感になった躰に合わせて緩やかな動きになった所為で、痛みよりも快楽を呼び醒まし、溢れる愛液でビショビショに濡れて内腿まで伝っていった。

そのままもう一度イカされて、志保の躰がぐったりとしてしまう。

平次は自分のズボンとトランクスを脱いでしまい、カッターシャツだけの姿でビンビンに勃ち上がった男根を曝した。

志保に覆い被さって、濃厚に口づける。
唾液を繋がれて唇が離れると、志保はうっとりと蕩けた瞳を平次に向けた。

「…ナカも…して欲しいん?」
「………全部って…言ったわ……」

「ホンマ、可愛えvv」
もう一度口づけて、平次は力任せにストッキングを破った。
「あ…っ」

この行為は強姦的なイメージを受ける。
穴が空いて伝線を走らせても、ピッタリと吸い付く布目に平次が喉を鳴らした。

「…いや……何、するの…?!」

志保は咄嗟にシチュエーションに合った『台詞』を言ってみせた。
それに合わせて平次はニヤリと笑った。

「この熱っつい肉棒で、ぐちゅぐちゅに犯されんねんで…宮野クン?」

そう言ってデカマラを殊更に指でなぞって見せる。
「やっ…いや…っ////」

こんな演技が恥ずかしいのか、志保は真っ赤になった。
平次はパンティーを横にズラしてねとねとの襞の中へ、デカい肉棒の先を押し付けた。
「あっ……」

志保の膝を抱えて、平次は熱い膣内にそのまま捩り込んだ。

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