通常モード]
[
URL送信]
|
お題小説 ぬるぬる(4) 紅い痣をあちこちに点けられた白い肌を眺めて、ゆるりと勃ち上がりを見せている男根に、そろりと手を触れた。 「手ぇ休めたらアカンよ…」 「やっ…バカ…っ……痛っ……」 敏感になった乳首が僅かな痛みを感じて、新一は少し力を加減して角度を変えていく。 更に平次に男根を嬲られて、新一は身悶えた。 空いた手で脚を愛撫され、あられもなく広げられて宙に踊った。 股間の淫汁がいやらしい音を立てるのにも煽られる。 「……ダ……メだっ……もぅ……」 「めっちゃ感じ易い躰してから……根ぇ上げんのはまだ早いで？」 面白そうにニヤつく平次に、新一は欲情を含んだ瞳で睨んだ。 「………オメーが……こんな躰に…した…んだろ…っ！」 「そやな…v」 平次は笑って、新一の手を熟れた乳首から離してやる。 そうしてその指に口づけると、それを脚の方に持っていった。 「ほんなら、しっかり膝抱えて広げててやv」 そう言ってレロリと新一の肉棒の裏筋を舐めると、思わず彼は縋るみたいに自分の膝を抱えてしまった。 玉からサオからねっとりと嬲られ、その堅さを増していく。 「んあぁ…っ、はぁっ……あ…っ」 そんな新一の媚態と鳴き声だけでも、平次の下半身を直撃する。 平次は自分の肉棒を掴み、新一のそれと擦り合わせた。 腰を動かして互いの雄を育てていく。 二人の吐息が交わって、互いの瞳を見つめた。 平次は充分に堅くなった肉棒をずらしていって、新一の後ろの窄まりをそれで煽ってやると、新一は腰を上げる様に、抱えた膝を更に自分に寄せた。 「…ええ子やなvほんならコレ、やるわ」 そう応えて亀頭を浅く挿し入れて、入り口をぐりぐりとこね回した。 「んんぅ……」 先程の精液でドロドロの中は、動きを遮る事もなく、平次のデカマラを欲しがって収縮した。 それを敢えて焦らされて、新一の期待が熱望に変わった。 「やっ…も……っ！」 新一が嫌々をするみたいに首を振った。 すると平次は、快楽に正直になっている新一にこれ以上焦らすのは止めて、ぐっと腰を押し込んだ。 支えなくてもビンビンに猛った肉の棒は、ずっぷりと穴の中に入っていく。 「あぁっ…v」 思わず新一は悦びの声を上げた。 （ホンマ…可愛えなv） 粘膜を一杯に押し広げ、平次の大きなそれが収まると、想いのままに口づけ合った。 そうして平次は新一の尻を鷲掴みにして、ジュプジュプと突き動かす。 「はぁ…ん！はぅっ……ひあ…っ」 荒々しい位のそれを、馴れた新一の躰は激しい快楽として受け取った。 ゆさゆさと腰が揺れ動き、抜き差しの度に淫液が掻き出されては飛び散った。 「ん、ん、ん…っ……ぁあ……」 エメラルドの瞳が、獣の様に煌めいた。 「ああぁっ……イイ……イイ…っ……平次…ィ……」 熱く脈打つ楔が自分を犯す獰猛な動きも、想いの強さを表して、思わず新一の腕が膝から離れて平次を抱きしめた。 平次の両手がベッドについて、躰で新一を突き上げていく。 「新一……！！！」 平次の咆哮と中での膨張が、クライマックスを伝えてくる。 新一の肛内がそれを促すみたいに収縮した。 そのまま昇り詰めたのと、体内に熱い迸りを感じたのは、ほぼ同時だった。 新一の放った精液が二人の躰をねっとりと繋いで、彼の躰は痙攣を起こした。 ビクビクと震えながらも、新一は平次を求めてしがみ付いた。 「……あ…っ……はぁ……はっ……」 楔を抜かれた尻穴から、ドロリと青い匂いの精液が溢れてきた。 「平……次…ィ……」 呼んだ自覚もないまま、新一は意識を飛ばしてしまった。 ［*前へ］［次へ#］ [戻る]  |