お題小説 ぬるぬる(3) 「……おまえのだって……ビンビンでビショビショじゃねーか……さっさと猛獣になりやがれ」 艶かしい媚態で、色気のない物言いをする新一に、平次は苦笑した。 ぐいっと新一の胸に腕を回して起こすと、後ろから耳から項へと舐めねぶった。 湿った音が直接耳に響いてくる。 片手で背筋をなぞられて、新一の背中が反り返った。 「はうっ……平…次っ……あぁぁ……」 跳ね上がる新一の男根を放置したまま、後ろから淫らな尻穴に猛り切った自分の肉棒を押し付けた。 期待に震えるそこは、簡単に平次のデカマラを銜え込み、彼はそのまま根元まで突き入れてしまった。 「あはぁvv……んん…っ」 そうしてまた、新一をバックの体勢に戻して、両手で新一の腕をなぞっていく。 手首を掴んでそれを引いて、新一の背を反らせた。 「あ…ぅ……んあ…っ」 そのままぐちゅぐちゅと新一の肛内を堅い肉棒で犯し始めた。 ぬるぬるの中は滑らかで、尚且つ締め付けてくる熱い粘膜に、平次の息も荒くなる。 そうしてリズムを変えて抜き差ししながら、回転の動きも加えていく。 ぐちゅぐちゅ、ジュポジュポと淫猥な音を立てながら、結合部が生き物みたいにうねった。 その動きが段々激しくなっていき、手首を引っ張られて躰の反った新一は、艶声を抑えられない。 「かはっ……あぅっ……はぁ…ぁ、はぁ……」 パンパンと肉のぶつかる音と共に、淫らな穴から飛沫が飛び散っていく。 すっかりマックスに育った新一の肉棒からも、悦楽の汁が垂れて揺らめいた。 一番感じる所を思う様擦られて、新一からひっきりなしに嬌声が上がった。 「へ……じ…っ、平次…ィ……ああぁぁ…っ」 平次の喘ぎも荒くなり、欲情に掠れた低い声で名前を呼ばれた。 「…しんいち…っ……」 その声にすら感じてしまい、躰が震える。 新一は自らも腰を揺らめかせて、平次の雄を煽った。 二人は野性のケダモノよろしく、互いの躰を貪っていった。 「あ、あ、ああ─────………」 強い快楽が躰中を駆け抜けて、絶頂を迎えた新一の雄が欲望を放った。 その強烈な締め付けに平次の男根も弾けて、久し振りの濃厚な精液を、まるで突き刺すみたいに新一の肛内の奥深くへ打ち付けた。 「あっ……は…っ……はぁ…っ」 痙攣する新一の躰を支えて、二人共にベッドに沈み込む。 繋がったままの新一の躰を撫でていると、彼の息が整ってくる。 身を捩る新一に合わせて肉棒を抜くと、二人は正面から抱きしめ合った。 「……おまえの肌…めっちゃ恋しかったわ……」 オレも、とは言えずに、新一は平次の首筋に咬み付くみたいに痕を残した。 平次は新一の後頭部を捕えて上を向かせた。 「自分は見えるトコに点けられんの嫌がるクセに……ココじゃ隠れへんやん?」 ニヤニヤと笑う平次は、言葉とは裏腹に、満更じゃなさそうだ。 「オメーは色黒だから目立たねーよ」 しっかりと紅い華を咲かせておいて、そんな事を言う。 「ほんならおまえには、ようさん点けたるわvオレしか見ぃひんトコにな?」 「ちょっ……バカッ……」 思いっきり脚を広げられ、柔らかな際どい所に痣を点けられてしまった。 「ん……っ…////」 「もっとや……」 服を着れば隠れる所、それは逆に言えば、かなり淫猥な場所だという事。 そんな所を吸われていっては、それだけでは収まらない。 「あ…っ……ん…っ……平次…っ」 紅潮する新一の頬を眺めて、平次は微笑った。 「やっぱココのが紅いやんなー?」 そう言って、胸の突起をぴちゃぴちゃと舐めねぶった。 「はぁ…っ、や……」 片方は指で摘んで擦り合わせてやると、新一の躰が震えた。 熱い平次の唇と舌と、そこからトロリと流れる唾液が紅さを引き立てた。 それから新一の手を取って、コリコリに勃った乳首に触れさせてやる。 「ココ…指でちゃんと可愛がったり……そしたらご褒美やるし♪」 始めは平次に動かされていた指を、やがて自ら動かし始めるのを確認すると、平次は躰をずらして新一の脚をもう一度広げた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |