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お題小説
ねっとり(3)
膝を立たせた太股を腕で押さえ込む様にして、指で玉と根本を愛撫しながら、愛しい男の肉棒を口の中で育てていく。

「あぐっ……はむ……ちゃぷっ……」
随分な体勢で刺激されて、平次の頬が染まりながらも、直撃の気持ち好さにどんどんそれが堅く太くなっていった。


思わず新一はあの夢を思い出していた。

ベッドに膝を付けて腰だけを高く上げてる体勢で平次の肉棒を頬張って、夢だけに、あの触手を銜え込んだ感触だけは平次のものと同じだったのだ。

そう思ったら、またもアレに腰を絡められて穴と自分のものを犯されている気になってきて、1つしかないはずの平次の肉棒に、口も後口も犯されているみたいな感覚になってしまった。

平次の肉棒をしゃぶりながら、高く上がった新一の尻が淫らに揺らめく様子に、平次の男根がマックスに変化した。

「新一……エロ過ぎやで……」
低く掠れた平次の獣の声に、新一の口が唾液を垂らせて肉棒から離れた。

ねっとりと唾液で濡れそぼった肉の棒を満足そうに見つめて、新一は恍惚とした表情で平次を見上げる。
そうして彼は、快楽で蕩けた瞳を上目使いでねだった。

「コレが……欲しい……」

平次はこれが媚薬の効果なのかと思いながら、にんまりと笑って言った。
「ほんなら後ろ向きぃ…ケツ上げて、やらしい穴自分で広げて見せや?」

新一は真っ赤になるが、逆らうつもりもなく、言われた通りに枕に頬と肩を預け、腰を上げて両手を尻に伸ばした。
それぞれの人指し指を中に潜らせ、少し広げて見せた。
まるでご主人様の言いなりになる、淫靡なペットの様に。

こんな新一はそうそう見られるもんじゃなく、平次は喉を鳴らした。
それをじっくり視線で堪能していると、新一の肢体が震えた。

「平…次……やだ……早く…っ////」
「けど新一、視られて感じてるやん…サオ、ビンビンにして汁がたらたらやで?」
「バ、ロッ……平次っ…も……中……っ」

これが女なら穴がドロドロに濡れているんだろうけど、平次はローションを取り出してそれを新一の尻に垂らした。
たっぷりと流し出し、腰から太股からしとどに濡れた。
それを受けて、思わず新一は自分の指でクプクプと穴の中にローションを送り込む。
指を抜き挿しして、準備OKの状態で平次を振り向いた。

「ホンマ…やらしくて可愛えな…ご褒美あげなな?」
こんな媚態を見せられては、平次の方も余裕がない。
濡れ濡れなのを良い事に、マックスのデカマラを一気に突っ込んだ。

「あぁぁぁ……っ」
新一の方も欲しがってたものを粘膜で絡め取り、平次がローションを掬い取って新一の両胸に塗りたくった。
そうして二つの乳首を弄びながら腰を動かす。
「あふ…っ……あ…はぁ…っ」

ぐちゅぬちゅっと後ろの口から卑猥な音を立て、腰を支えられてない為に、新一も自分から躰を動かす。
「あぁ…っ…へ……じ……指、くれよ…っ」
新一を突き抜きながら平次は訊いた。

「…口に?それとも震えてるちんこに?」
露骨な物言いをされて、新一の躰が戦慄いた。

「あっ…あ…っ……あ……口……にっ……」
片手を口に回してやると、入り込んだ指に新一の熱い舌が絡み付いた。
乳首を弄っていたもう片方の指を下の方になぞっていき、今度は新一の腰を支えて激しく打ち付けていく。

パン、パン、パン……
ぐちゅっ、ぬちゅっ、ズチュ…ッ

いつもなら思いっきり声を上げる処だが、平次の指を銜えている為に声がくぐもる。
「んっ、んっ…んんんん……ぅ」

唾液がだらだらとシーツに零れて、正に獣みたいな新一の、肛内の粘膜がヒクヒクと蠢く。
中の弱い所を徹底的に突かれて、新一は声もなく欲望を弾けさせた。

体内にドロドロの平次の欲望を受けて、指と平次の雄を抜かれて荒い呼吸をしながらベッドにくずおれていく新一に、軽くキスをして平次が訊いた。

「欲情抜けたか?」
新一はとろんとした瞳を平次に向けた。
心地好い躰の疲労が新一を襲い、素直な言葉を漏らした。

「………やっぱ……おまえが……い………好……」

異常な夢ではあったけれど、やはり平次のくれる感覚の方がリアルに気持ち好い。
信頼と安心の出来る男の腕の中で、新一は深い眠りに落ちた。

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