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お題小説
がしゃん(3)
「オメー、花火観てるだけで、何で勃たせてるんだよ?!」
「……そらおまえの所為や…」
「はぁ?」

「おまえのコト考えてなきゃ、こないにならへん」
「バカかっ…////…んんっ……」
いきなりキスをされて、それが濃厚なものに変化していく。

口づけながら、速攻新一のベルトを外し、履いていたデニムを引きずり下ろすと、股間を寛がせ跳ね上がった自分の肉棒に馴れた尻穴を捉え、そこに強引に落とし込む。

「んんんっ?!」

溺れさせられていた唇が、ぷはっと離れると、当然新一は文句を言った。

「痛ぇっ……テメー、何考えてやがるっ、こんなトコで!」
「逃がしたなかったんやもん…」
既に汁まみれになっていた肉棒が、粘膜にぴったりと包まれている。

「おま……はぁんっ……あっ……」
腰を動かされ、最早性器と化しているソコへ最愛の男の存在感を得て、その躰が疼いた。
新一のタンクトップを捲り上げて胸を撫でると、彼が持っていた袋に目が止まった。

「何買うてきたん?」
愛撫に感じながら、新一は喘ぐ様に答えた。
「……アイス……溶けちまうっ……折角、おまえの好きなヤツ…っ…」

「それで捜してくれたんや…勿論いただくでv」
その袋を取り上げてカップの蓋を開けると、周りが少し溶けて、全体的に柔らかくなっていた。

それを平次は指で掬うと、新一の口に入れてやる。
「んっ……」
「旨いか?」
平次の指を舐めてクリームを飲み込むと、新一は不機嫌そうに言った。
「……おまえも食え」

こうなれば開き直ったのか何なのか、新一もアイスを指で掬って平次の口に入れた。
当然指も愛撫するみたいに舐められる。
「………っ////」

アイスごと平次の指を舐める新一の、紅い舌が蠢く様が、淫らに平次をそそる。

お互いにそんな事を繰り返して、平次が新一のタンクトップを脱がせてしまって、溶けたクリームを彼の躰に垂らした。
「冷てぇっ」
「すぐ熱なんで…ちゃあんと全部いただくしなv」

首筋から胸へ流れるクリームを舌で掬い取っていく。
胸の紅い突起を舐めねぶって、新一に声を上げさせた。
「あっ……はぁん……」

足首に絡まっていただけのデニムと下着が、地面へと落ちていった。


枝に背を凭れ掛かる形の平次に跨って、新一も枝を掴み、膝を抱えられて突き上げられた。

花火の明かりが時々二人を照らし出し、獣みたいなまぐわいを映し出す。

すっかり裸体の新一と違って、平次は股間から肉棒を曝け出しただけで、新一の感じる場所を突きまくる。
「はふっ、あ……ん、はぁっ……」
新一の雄もビンビンに勃ち上がり、汁を零していた。

「……キツぅないか…?」
「今更…っ……」
文句を言いながらも、新一の表情は快楽に蕩けている。

貪る様に口づけ合って、ぐちゅぬちゅと腰を動かし合った。

「はぁ……はぁ…っ……新一…っ……」
獣みたいな平次の息遣いに、新一はゾクリとした。

そのまま突き犯されて、新一の意識も快楽で何処かに浮遊した。

ビクビクッと新一のシルエットが震え、花火のクライマックスと共に、嬌声が紛れて消えた。

そして、辺りは暗闇に紛れた。


少し遠くの部屋の電気で薄明かりの中、白い肌が淫らに浮かんだ。

「……まだ……スル気かよっ……あぁっ……」


今度は反対側の太い枝に新一が縋り付き、バックの体勢で犯されていた。
樹の形にそって躰が曲線を描き、それはまるで一頭の豹の様でもあった。
暗闇なのを良い事に、平次も全裸になっていて、新一に乗り上がる形で獣の交尾の様に繋がった。

夏の暑さに汗を流しながら、二人の荒い喘ぎが工藤邸の広い庭に散らばった。

「あふっ……はんんっ……あぅ…イイ…っ……あぁっ……」

初めてのシチュエーションに、二人は興奮していた。
遠い部屋の明かりを見ながら、浮かぶ白いシルエットを手探りで犯す。
既に平次は暗闇であろうと新一をイカせられる。

指で肉棒の括れを嬲られて、新一はくぐもった声を上げた。

「声…もっと聞かせ……」
「やだっ……こんな……あっ!あ…っ!」

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