お題小説 とろとろ(2) そのまま勃ち上がるまで、玉を揉んだり肉棒を梳き上げたり、先や窪みをつついたり撫でたりを繰り返す。 「あ…っ……はふ……へぇじぃ……」 新一の吐息が荒くなり、促されるまま射精を果たした。 「はあぁ…っ」 壁に飛ばされた精液がゆっくりと下に辿っていく。 のけ反った新一にもう一度口づけて熱い口内を堪能すると、今度は新一が平次の肩に腕の下から両手を回して体重を掛けた。 「しんい……」 平次ごと浴槽に引きずり込んでしまって、しっかりと抱きついた。 「……やられたわ……」 「フィフティー・フィフティーだかんな」 ニヤリと笑って、今度は新一から口づけた。 すぐに攻守を交代した平次が新一を貪る。 顔や髪にまでローションが跳ね上がり、二人共に全身が濡れそぼってしまった。 平次が新一を壁に押し付け、脚を横に大きく開かせた。 そのまま躰を使って新一の胸から股まで擦り付けて摩った。 ねちょねちょくちゅくちゅと、粘着質な水音を立てながら躰で愛撫する。 「あっあっ……はぁん…っ…あぁっ…」 平次の乳首で摩られる行為は新鮮で、しかも男根まで同時に擦り合って、あまりの気持ち好さに、新一の喘ぎがひっきりなしに上がって反響した。 それは平次も同じで、熱い吐息が獣じみて荒くなった。 「新一…っ、新一……っ!」 「はうっ……あぁぁ……ふぁああ……」 がくがくっと新一の躰が震えた。 何処を摩られても感じる様になった男根が、刺激に耐え切れずに二人同時に弾けた。 「はぁ…はぁ…はぁ……」 必死に平次を掻き抱く新一ごと、浴槽に滑り落ちる。 平次は湯船の中で新一の後口へ指を2本、滑り込ませた。 「ん…っ」 動かす度にローションが中に入り込んでいく為、粘膜を弾くみたいに掻き回した。 「はぁぁぁ…っ……あっ……イ…ィ……」 平次にしがみ付いて快楽に耐える新一は、ブルブルと躰を震わした。 「あぁっ……駄目だっ、指で…イッちま…ぅ……平次ィ…っ」 「ええで…イキや」 「…バ……ロ……何回……出したと……んあぁ…っ!」 痙攣する新一の躰を持ち上げて、指を抜いた穴を、新一の媚態と声で猛りを取り戻した男根に宛てて、そこに落とし込んだ。 「やあぁぁぁ…っ」 普段はこんな荒業は出来ない。 ローションの海の中なのを良い事に、いつもとは違った攻め方をしていた。 新一の両膝を抱え上げ、浮力に助けられてバシャバシャと出し入れする。 滑りが良い分、どうしても荒々しい動きになってしまう。 新一の肉棒は同時に平次の腹で摩られて、4度目の勃ち上がりを見せ始めた。 跳ね上がったローションが顔に付いて、ねっとりと垂れた幾筋もの糸が動きに合わせて揺らめいている。 「んぅっ……はぅ……へぇ…じぃ……」 「……ええ顔や……ホンマ色っぽいわ」 平次も喘ぎながら微笑った。 「あぁ…っ…へ……じ…ぃ……もっ…と……」 マックスの平次はもっと圧迫感があるはずなのに、気持ち好いのに物足りない。 「あ…っ!」 平次は一度抜いてしまい、新一を抱え上げて浴槽を出た。 「え…っ、何で……?」 「…何となくやけど……」 そう答えて新一を降ろすと、膝をつかせた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |