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平新メインストーリー
Understanding(5)
「………した………」

あっさり言われて平次の動きが止まった。
目を大きく見開く彼に、新一は返した。

「自分で振っといて、何固まってんだ」
「いや……せやかて……そない素直な答えが返ってくるなんて、思わんやんかー…」

すると新一は、普段を棚に上げて半目になる。
「ほー……捻くれまくって拒んで欲しかったか?」

平次は片脚を新一の脚の間に入れた。

「まーそれはそれで襲い甲斐があるけどな?けどストレートな言葉、胸にキタわーvv」
そう言って嬉しそうに笑われて、新一は言葉に詰まった。

「どないなおまえも好きや…」
「ったくオメーは////……ん…v…v」

またも口づけられ、今度は胸をまさぐられる。
手首を解放されて、新一は平次の背中に腕を回した。

耳に移った舌に、じわじわと嬲られ、新一がピクッと反応した。
もう片方の手がパジャマのズボンに掛かってズリ下げられると、躰をクルリと反転させられ、鏡に向かい合う事になる。

ズルッと肩を剥かれて、項と肩にキス責めをされて、背中から回った手が乳首を撫でて指で弾いているのが鏡を通して見える。
パジャマの上着は腕に絡まり、ズボンをズリ下げられただらしない姿も、エロさを煽るのみ。
片手がボクサーブリーフの上から盛り上がった股間を撫で摩った。

「んっ…あっ……あ////」
そのうちに股間の山が高くなっていき、ボクサーブリーフもズルリと下げれば、新一の肉棒が快楽を主張してピンと勃った。
それを緩々と手で擦られて、新一の息が甘くなる。

クリクリと潰されたり回転させられたりする乳首の紅みも増して、時折指で摘ままれる。
「んんっ…!」

亀頭もクリクリされて尿道も弄られ、新一の躰がヒクンと跳ねた。
裏筋に指を充てて上下させると、我慢汁が溢れ出した。
クチュッと音をさせて、汁を指に纏わせていく。
殊更ゆっくりと見せ付けるみたいな動きに、鏡によって視覚からも犯されている。

「……はぁっ……あっ、や…っ////」

「イヤでこないならんやろ?」
ポタポタと汁を垂らす鈴口を指で拭って濡らして、膨れた肉棒の形をなぞる。
新一の表情も蕩けて、瞳がうっとりとしていては、感じまくっているのは一目瞭然だ。

自分のそんな表情を見るのは、堪らなく恥ずかしい。
まだしも平次に嬲られている所を見ている方が、エロいだけで羞恥は軽い。

顎を持ち上げられて目線が上がった。
指が唇を撫でてから、中へと入り込む。

「んぐっ……はんっ……」

クチュクチュと指で口内を掻き回されて舌を挟まれ、くぐもった声になる。
快楽に染まった自分の表情を見ざるを得ない体勢に思わず目を閉じれば、平次に耳元で囁かれた。

「目ぇ閉じたらアカン……オレにされて感じとる自分、ちゃんと見ぃや?」

ゾク、と快感が躰を走る。
新一は薄目を開けて、けれど目を少し逸らした。

「見える方が感じるやろ?」

確かにそれはそうだから、今度は鏡を通して平次を見た。

獣みたいに欲情したエメラルドの瞳と、同様のサファイアの瞳が合わさる。
モゴッと唇が動いたかと思うと、チュッと指を吸われた。
新一の舌が指に絡まり、ピチャピチャとしゃぶられる。

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