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平新メインストーリー
Married Life(7)
「結婚は先延ばしにしたい男も多いんやろけど、高木サンの立場やと、しっかりオレのもの宣言したいかもなー」

新一はそれにも笑みを浮かべて平次に言った。
「おまえは勝負早かったよな」

「オレ等は社会通例で言うたら内縁やけどな……ただ、親とか含めてちゃんとケジメつけられたんは良かったと思うで?おまえとの事は、ガチで将来決めとったし」
「ま……な……」

ちょっとしんみりしてしまう新一だったが、丁度駐車場に着いて、平次はリモコンで鍵を開けた。
10分程で家に着くので特に会話もなく帰り着いた。

荷物を片付けてもう一度風呂に入ってから事件のファイルを作った。
互いの物を見せ合って、それを報告とする。
疑問点はなかったので、それをしまって終了とした。


「……寝るか」
1つ欠伸をして立ち上がる新一は、ベッドルームに向かった。
パジャマに着替えてベッドに潜り込む頃、平次も部屋に入ってくる。

「お疲れ」
「ん……」

当然平次も隣に滑り込み、そのまま新一を抱きしめた。

「……またヤるのか?」
直接的な質問に平次はプッと笑った。

「ええやん、抱っこさせてぇやvそら、おまえがシたいんやったら異論はないでー?」

まるで懐くみたいに頬をすりすりする平次に、新一は笑った。
「やめろ、くすぐってー」
身を捩る新一を改めて抱きしめて、彼の体温を感じていると、新一がぼそっと言った。

「……おまえって、犬みてー……」
「わんv」

咄嗟に返してくる平次に、新一はくっくと笑った。
本当は犬なんて可愛いものでもないのだけれど。
犬科の中でも猛獣だろう。

それからパジャマのズボンだけ履いていて上半身は裸の平次の鎖骨をペロリと舐めた。

「新一……」
ちょっと驚く平次に、悪戯心の湧いてきた新一は、彼の顔をペロペロと舐めた。
そうして唇を舐めていると、平次に後頭部を支えられて唇を塞がれた。

「ぅん……ん…ぅ……」
口内を舐められ、唾液が絡まる。
くちゅくちゅと中でくぐもる音がして、たっぷりと可愛がられ、漸く唇が離れた時には熱い息を吐き出してしまった。

「……ほな、ここはお互い様っちゅーコトでv」
「バーロ……ん……」

互いに欲を起こされて、淫蕩な口づけを交わす。
パジャマの釦を外されて胸がはだけられ、口づけながら胸を弄られた。
唾液が顎を伝い、平次の唇が首筋を辿っていく。

胸を弄りながら、鎖骨の辺りを舌で愛撫していった。

前の行為で付けられた薄紅色の痣をペロリと舐めて、鮮やかに濡らしてみる。
そうして弄られて紅くなった乳首と乳輪を舌でねっとりと嬲った。

「……ふ……んあ……」

男だって色んな場所が感じるのだと、平次とこんな関係になってから知った。
当初あった抵抗感など、最早微塵も無い。

「んんっ……へー……じ……vv」

あまりの甘い声に、平次の股間がもっこりと山を作った。

「───おまえ……堪らんわ…////」

思わず新一のパジャマのズボンを下着ごと刷り下げ、緩く勃っている肉棒をぱっくりと口に入れた。
「ふぁっ……ゃ……」

いつもより早い展開に新一は身を捩らせるが、結局は素直に平次の愛撫を受け入れる。
口内で舌を蠢かせ、唇で締め付けながら出し入れされて、新一の喘ぎが零れていく。

ふと、動きが止まって平次が言った。
「…もっと……色々して欲しいんか?」
「え……っ……」

驚いた表情をする新一にニヤリと笑いながら、平次は鈴口をペロペロと舐めた。

「んんっ……何……を…?」
平次は睾丸を手で揉みながら、裏筋を尖らせた舌で抉った。
「あ……っ…」

「ココでイクだけやったら、一人でもやれるもんなぁ?」
「ば……っ…////」

真っ赤になりながらも、そんな、心の隅に少しだけあった様な事を見透かされて、新一は平次を探るみたいに見つめた。

「ほな、期待には応えてやらへんとな?」
そう言いながら平次は新一の両腕を取って、ベッド下の引き出しには常備してある柔らかな紐で手首を縛ってしまった。

「なっ?! だからって何で縛りなんだよ!」

それをベッドヘッドに固定してしまってから平次は応えた。
「自分で取ってしまわん様にな♪」

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