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平新メインストーリー
Married Life(4)
「……っ……あ……」

新一から見ると、平次の頭の動きで布がモコモコするのが寧ろ卑猥だ。
見えなくとも新一には平次がどうしているのか感覚で解ってしまう。
そのイメージが脳をすっかりエロモードに変えてしまった。

「あっ……」
つと、平次の指がヌルッとしたジェルを纏って後ろの窄まりを撫で、ぬめりを送り込む様に中に侵入してきた。
1本指でのゆっくりとした動きと、肉棒をしゃぶられる動きとで、襲ってくる快感に新一は喘ぎを止められない。

それから徐に平次は刷り下がっていたボクサーブリーフを脱がせてしまい、ズボンが掛かっている椅子に放った。
今度は新一自身の勃起によって、布が盛り上がっている。
じわりと濡れた色に変わるのが、肉棒の淫らな状態を語った。

エプロンのポケットに付いていた安全ピンを取って、胸の辺りの布を中心に寄せて止めてしまった。
小さいながらもピンと勃っている、薄紅色に熟れた乳首が姿を現し、それをペロリと舐めて濡らしていく。
「ぅんっ……あ……っ…」

その上でジェルを使って両方ともトロトロにしてしまって、平次は満足気に言った。
「めっちゃエロいで……上も下も勃ててこない濡らして」
「バーロ…っ……」

そんな彼を視姦しながら平次は更に続けた。
「オレが脱ぐ間、裾持ち上げとき?」
「なっ……////」

「おまえはオレが脱ぐの見とったらええ」
そう言って彼にキスをしながら新一の手を取って、エプロンの裾に誘導する。

「…オレだけ……見ぃや……」
「……んんっ……」

すっかりエロモードになっている為か、どうされるのかの期待もあって、新一は頬を染めながらもエプロンを捲り上げた。

「ええ子や…」

平次はもう一度キスをしてから、自分のシャツの釦に手を掛けた。

新一の肉棒は勃ったまま、我慢汁と平次の唾液とでドロドロに濡れて、内腿はたっぷりのジェルがローション状に溶けて、ゆっくりと伝い落ちてくる。
そしてエプロンは寄せられて、濡らされた乳首も紅く曝されている。
そんな淫靡な姿を眺めながら、平次は殊更ゆっくりと釦を外した。

スルリと肩を曝して脱ぎ捨てて、現れた黒く締まった上半身に、新一は見惚れてしまう。
互いを見ながら平次はベルトを外し、ファスナーを下ろすと両手をスルリとトランクスの下に入れて、それごと黒いデニムを下ろした。
解放されてビンと勃ち上がった男根に、新一の目が釘付けになる。

平次は微かに笑うと、ゆっくりと足から抜いていった。

衣類を新一のそれと一緒に椅子に掛け、自分の肉棒を軽く撫でた。
そうして新一に近付くと、布を持ったままの彼の手を握り、躰を合わせた。
「あ…っ…////」

勃っている肉棒同士が合わさり、腰を動かすと、擦られる快感で新一は甘い吐息を漏らした。
唇を捕らえられ口淫を施されながら、まるで淫らなダンスを踊っているかの様だ。

ピチャピチャと上からの音と、クチュクチュと下からの音が混じって触覚と聴覚とで身も心も昂まっていく。
互いの汁でぬるぬるになって、追っては逃げ、そしてまた絡まる行為を繰り返す。

「はぁっ……あ…ぅ……平…次…ィ…」
もっと、という潤んだ瞳で見つめられ、平次はゾクゾクしながらも新一の手を離した。

「今日はえらい耐えてるやん…」
そんな事を言われて新一は火照った顔で睨んだ。

「オメーが……焦らしまくってるから……だろっ……////」

フッと平次は笑うと、少し下がって椅子に座った。
「ほんなら、おまえから乗って来ィや」

脚を広げ、自らの亀頭をくりくりと弄る平次に新一は息を飲んだ。
もうこれ以上焦らされては堪らないので、新一は彼の言うままに乗っかっていった。
充分濡らされていた窄まりを手探りで広げ、平次の肉棒をそこに宛てて腰を落としていく。

「あふ…ぅ……」

ゆっくりと粘膜を広げられていく感覚に耐え、重力を借りて飲み込んでしまうと、新一は平次にぎゅっと抱きついた。

「ええで……新一……」
「あうっ……はぁ…っ……」

尻穴と腸粘膜が太い肉棒一杯一杯に広げられ、ぴったりと形通りに締め付ける。
思わず息を漏らす平次に、新一はゆっくりと腰を動かした。

そのままでは少しの動きしか出来ないので、新一はテーブルに手をつき、上下の動きを大きくした。
自らのイイ所を探るみたいに動かして、気持ち好い様に擦っていく。

「んはぁ……あv……はぁ…んv」

平次はそんな新一を愉しみながら、腰を両手で支えてやった。

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