[通常モード] [URL送信]

セイントブレイド

 最後に防具だ。
 防具だけはしっかりと選ばなければいかん。
 なにせ、僕は痛いのが苦手だからな。

「なあ、最強の防具をくれ」

 もう面倒臭いので、単刀直入に言ってみた。
 プライドなんて気にしている場合ではない。防具は最も重要なのだ。

「ほら、よ!」

 ふむ、とんでもなく防御力が高そうな武具だ。
 しかし、これは誰が着れるんだ。重量300キロくらいはあると思うんだが。

「あの、もっと軽めの装備ない?」

「ほぃっ」

 確かに、とてつもなく軽そうな武具だ。
 それでいて肌の露出が少なく、頭から足までを完全に守ることが出来そうだ。
 しかしこれは、なんというかその……カッパだ。

「いっか、普段着で」

 オールデフォルトでいくことにした。

[back][next]

4/5ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!