セイントブレイド 4 最後に防具だ。 防具だけはしっかりと選ばなければいかん。 なにせ、僕は痛いのが苦手だからな。 「なあ、最強の防具をくれ」 もう面倒臭いので、単刀直入に言ってみた。 プライドなんて気にしている場合ではない。防具は最も重要なのだ。 「ほら、よ!」 ふむ、とんでもなく防御力が高そうな武具だ。 しかし、これは誰が着れるんだ。重量300キロくらいはあると思うんだが。 「あの、もっと軽めの装備ない?」 「ほぃっ」 確かに、とてつもなく軽そうな武具だ。 それでいて肌の露出が少なく、頭から足までを完全に守ることが出来そうだ。 しかしこれは、なんというかその……カッパだ。 「いっか、普段着で」 オールデフォルトでいくことにした。 [back][next] [戻る] |