セイントブレイド 2 「で、こいつが覇王バルムンクか」 間近で見ると物凄い迫力だ。 鍛えぬかれた筋肉。 2メートル強の長身。 威光を放つ風貌。 威圧感のある赤い長髪。 こいつは只者ではない。 さすがはレベル1300の魔法使いと互角の戦いを繰り広げただけはある。 「小僧、我になんの用だ?」 なんて重みのある低い声色。 だめだ怖すぎる。 ちびってもいいだろうか。 「いや、ああああの、よろよろしければですね、あの〜呪いの方を解いていただたたけたらなーなんて思うんですけどもももも。ふひゃひゃははは、無理ですよねぇ、ごめんなソーリィ、すみまセンチネル、許してくださイマジネーションひゃっほーい!」 耐え難い恐怖により、エクスカリバーはバグった。 [back][next] [戻る] |