旅途中のお話。
「まぁ、小説本編は現在訂正中で見れないけど、とりあえず旅途中の面白エピソードなんかを話していくぞ!」
「あー、あれでしょ? ポルタが川に落ちた事件」
「あれは大変だったわね……」
「流れが速くてあっという間に流されていったもんねー」
「見つかったのは確か……2キロ下流?」
「なんだそのどっかで聞いたことのあるようなエピソードは!! 流されてねぇよ! 海に突き落とされたことはあったけどな!!」
「最上川!」
「だー! うるせぇ!!」
「じゃあ、アレね。クッキーが町の荒くれに絡まれた事件」
「それは違うだろ。どっちかと言うとクッキーが町の荒くれに絡んでいった事件だろ」
「えー、ボクそんなことした覚えないよー?」
「……お前、慰謝料とか何とか言ってたんまり金貰ってたじゃねぇか」
「普段は使わない剣まで抜いてねぇ……」
「えー、プリンも似たようなことやってたじゃない」
「えぇ、マジで!? ……いや、プリンならありえる」
「お前らちょっと裏来い」
「な、何で!? じゃない! 何でですか!? 何故……って痛ぇ! 杖で叩くな! 使い方違う!! ……って、クッキー!?」
「こういう時のためのどこでもルーラー」
「ひとりで逃げんじゃねぇ!!!! 裏切り者!」
「あぁ!? なにウジウジしとんねん、この阿呆が!! えぇからこっち来んかい!!」
「もう嫌だ! このコーナーのプリン怖ぇ……。ハーゴンがムーンブルク滅ぼした原因コレだ! 絶対コレだ!!」
「今回はコレで終わり! ポルタは果たして生還できるのでしょーか? ……フフッ」
「笑ってんじゃねぇよ!! このド腐れ王子が!!」
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