第一章 10
放課後、弧篷先輩にお許しが出たのか慎吾さんが教室にやって来た。
「敦、今日はこのまま帰るぞ。」
今日は慎吾さんのセクハラはなかったものの、BIG3と呼ばれる人たちに接触した為、疲れた。
今日はこのまま何も起きずに終わる……そう思った俺は馬鹿だった。
「敦、シャツ以外全て脱げ。いや、全て脱いで俺のシャツを着ろ。」
慎吾さん宅へ戻るなり、突然告げられた御主人様の命令。全てってパンツは除くよな…?
「勿論、パンツも脱げよ。」
それって、一回全裸になれってことですかっ!?
「隠れて脱ぐなよ。全てをさらけ出したのち、俺のシャツを着るんだ。」
御主人様の命令は絶対。仕方なく慎吾さんの目の前で脱ぐ。ネクタイを外し、シャツのボタンを一つずつとっていく。シャツを脱ぐとキスマークでいっぱいの上半身が露わになりる。次はベルトをとり、ファスナーを開けて片足ずつズボンを脱ぐ。最後にあそこを片手で隠しながら、もう片方の手でパンツを脱いだ。全てを脱ぎ終え早くシャツをくださいと言いたげな目で、目の前の御主人様に訴える。
「全てを見せるまでシャツはやらない。」
と言って俺が隠しているところを指差す。
躊躇う俺の両手を引き剥がし、あそこが露わになる。
「敦、お前のソレ抜いてやろうか?」
片手で俺の両腕を抑え、もう片方の手で内ももや下腹をイヤラシイ手つきで触られるもんだから、ついあそこがピクンと反応してしまう。
「…や、やだぁ…し、ごさ……」
「違うだろ、敦。ココを気持ち良く扱いて下さい。だろ?」
なんて意地悪い笑みを浮かべる。
恥ずかしさとむず痒さが交差するが、快楽を求めることに我慢出来ず言う通りにする。
「ココを…気持ち良くし、て下さい……慎吾、さ…」
そう言うと前立腺を伝ってゆっくり片手で包み込まれる。包み込まれたあそこは手と舌で敏感な部分を刺激され、慎吾さんの手に白い液をぶちまけいつもより早くイった。
白い液塗れの手は俺の口元に差し出され、俺はそれを綺麗に舐めとっていく。
「どんな味がする?」
何故か白い液の味を聞いてくる慎吾さん。
「す、少し苦いです…」
「へぇ…普通は無味無臭らしいが、その日食べた物によって味がするらしいからな。お前が苦いなら、俺はどんな味だと思う?」
それって、つまり……
「俺のも味わってみろよ。」
ニヤッと笑って俺の顔を慎吾さんのあそこへと近づけられる。
って言うか…やられるのは何度かあるけど、やるのって襲われた時以来なんですが。
困った表情で慎吾さんを見つめると
「俺がしたことをそのままやればいい話だ。」
なんか、前もそう言われた…
言葉通りにチャックを降ろし、パンツの隙間からそれを取り出し、口と手でそれを上下する。
「俺の方をずっと見てろよ。じゃないと敦のエロい顔が見れねーからな。」
俺の顔を見ても何も得しないし、イケないんじゃないかと思っていたがそんな事はなく、予想外に多く出された白い液を飲み込むのに苦労した。
「どうだ、俺の味は?」
「し、んごさんのも…少し、苦いです…」
そうだろうな、と着ていたシャツを俺に被せ色気のある笑みで笑う。
「いいか敦、お前は俺のモノ。俺から逃げることは許さねぇから、覚悟しておけよ。」
そして、腰が上がらなくなるくらいまで抱かれ、次の日、学校に行けなかった。
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