恋は突然にボツ作2
「ねーねー、ちーちゃん。」
「何度もいってますけど、ちーちゃんって呼び方やめて下さい。」
「えー、いいじゃん!千聖って呼ぶより、ちーちゃんの方が呼びやすいんだもんっ♪」
「はぁ、っで何ですか?」
「最近、会長さっ君に構わないよねぇ〜」
「こちらとしてはライバルが減って嬉しいです。」
「ちーちゃん、さっ君にガチなんだぁ〜」
「当たり前です、朔は私にとってかけがえのないひとですから。」
「会長というライバルが減っても、まださっ君好きな奴はいるよ〜」
「そんなの捻り潰してやりますよ。」
「わぁ、ちーちゃんこっわ〜い!」
「そういう貴方こそ朔のことどう思っているんですか?」
「そんな怖い顔しないでよ〜、ちーちゃんみたいな感情は全くないよ♪」
「怪しいですね。」
「ぇ〜信じてよっ!俺はさっ君とはお友達以外に考えられないから☆」
「そういうなら信じてあげましょう。もし、それ以上とみなした場合、貴方を潰します。」
「ガチすぎて怖ぁ〜い、あ、用事あったんだった!じゃ、頑張ってねちーちゃん。」
そう告げて生徒会室を後にする。
今日のお相手は誰にしようかなぁ〜
あっ、会長だ。誰と話してるんだろ〜?
近くまで駆け寄って様子を伺ってみた。
一緒にいる子、こないだ会長とランチしてた子だぁ〜
結構綺麗な顔立ちしてるから、俺達と同じくらい人気なんだよねぇ。あまりにも綺麗すぎるから、周りの子等がお近づきになりにくいって言ってたなぁ〜。イベントごとは全く参加しないし。
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