[携帯モード] [URL送信]
恋は突然にボツ作2
「ねーねー、ちーちゃん。」

「何度もいってますけど、ちーちゃんって呼び方やめて下さい。」

「えー、いいじゃん!千聖って呼ぶより、ちーちゃんの方が呼びやすいんだもんっ♪」

「はぁ、っで何ですか?」

「最近、会長さっ君に構わないよねぇ〜」

「こちらとしてはライバルが減って嬉しいです。」

「ちーちゃん、さっ君にガチなんだぁ〜」

「当たり前です、朔は私にとってかけがえのないひとですから。」

「会長というライバルが減っても、まださっ君好きな奴はいるよ〜」

「そんなの捻り潰してやりますよ。」

「わぁ、ちーちゃんこっわ〜い!」

「そういう貴方こそ朔のことどう思っているんですか?」

「そんな怖い顔しないでよ〜、ちーちゃんみたいな感情は全くないよ♪」

「怪しいですね。」

「ぇ〜信じてよっ!俺はさっ君とはお友達以外に考えられないから☆」

「そういうなら信じてあげましょう。もし、それ以上とみなした場合、貴方を潰します。」

「ガチすぎて怖ぁ〜い、あ、用事あったんだった!じゃ、頑張ってねちーちゃん。」


そう告げて生徒会室を後にする。
今日のお相手は誰にしようかなぁ〜



あっ、会長だ。誰と話してるんだろ〜?


近くまで駆け寄って様子を伺ってみた。


一緒にいる子、こないだ会長とランチしてた子だぁ〜
結構綺麗な顔立ちしてるから、俺達と同じくらい人気なんだよねぇ。あまりにも綺麗すぎるから、周りの子等がお近づきになりにくいって言ってたなぁ〜。イベントごとは全く参加しないし。







≪backnext≫

3/8ページ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!