第一章 02新生活の始まり ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 昨日、柄の悪い人に絡まれて犯された人物は、賀来 慎吾。青林学園やホテル、マンションやショッピングモールなど経営する大企業の御曹司。そして、青林学園の生徒らしい。 昨日の容姿とは違って学校では容貌端麗、成績優秀。教師生徒から信頼の熱いと言われているみたいなんだが、昨日、店の前で一昔前のヤクザ紛いな行動を起こし、俺を犯した。 その上、借金の返済までしてくれ…いや、俺をペットとして多額の金で買った変人。 「おい、犬。お前今日からここに住め。」 何と言う無茶振り野郎なんでしょうか。 いきなり一緒に住もうって言われても、引っ越し費用とかアパート契約解除とか色々あるんだからなっ! 「心配しなくても、てめぇが住んでいるアパートは親の下請け会社がやっているところだ。引っ越しも此方でやる。文句はないだろう。」 顔は文句は言わせねーよって言ってますけどっ! 「後、起床時と就寝前は必ず俺とヤること。それから俺から離れないこと。」 ちょっと待て。起床時と就寝前はヤるってどゆこと?!それに学年、クラス違うのに離れるなって無理ですけど。 「もし、俺の命令を逆らえば人前で犯す。」 マジだ。マジの顔してるよこの人!! 人前であんな醜態をさらされるとか御免こうむりたい。いやいや、どの道あんたにヤられることに変わりないじゃんっ! 「よって、今からお前とヤる。」 え、ちょっ!何言って… 「ひぅっ!」 尻を弄られ過敏に反応してしまう。 「良い声、もっと聞かせろよ。敦。」 グチュグチュと音を鳴らせながら前と後ろを弄ばれる。 「あっ…あっ…や、やめっ…!」 「良いの間違いだろ?」 自分の体重が支えきれなくなってきて、相手に抱きつくような体制になる。それをいいことに首筋を舐めまわしてくる。 「誘ってんの?敦。」 「ち、ちがっ…!」 突然下半身を弄っていた手が止まり、何やらカチャカチャしている。 「敦、腰下げろ。」 奴に誘導されるがまま腰を降ろす。 「あっ…やっ!んぅ……」 中に硬いものが入っていく感触がする。 全て入ったところで俺の腰を掴んで上下に動かされる。 「あっ…あっ…あっ……!」 さらに行為は激しくなり、また中に出されるはめに。俺の泣き顔を見てにやりと笑って奴はこう言うのだ。 「敦、風呂でもう一回すんぞ。」 こうして借金から解放された俺の新たな生活が始まった。 ≪backnext≫ |