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親衛隊副隊長side 10




真智side
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ちーが眠りに着いた頃、親衛隊全員に「放課後、緊急会議」とだけメールを送り、ちーに掛布団を掛けてから寮を出た。


放課後、会長と王道君がキスした並みに騒がしかった。


「しずまれーいww」
一瞬にして静かになる。いやー凄いよwww
隊長並のヤバさじゃねwww


「今朝、隊長と共に昨日の案をお願いした所、会長は一週間、親衛隊の信用を得られれば許可するとおっしゃっていました。」
あれ?ww日本語あってる?www
普段、使い慣れない言葉って使うもんじゃないねww


「なので、親衛隊代表として隊長を会長のお側で補佐を任せましたが、転入生に気に入られてしまい、あのような事態が起こってしまいました…。」
あれ、ビックリしたよねww会長が仕掛けたディープより、ディープだったよww
目の前で見れた奇跡を思わず無音カメラで連写しちゃった☆ッテヘ


「皆さんの怒りが抑えられないのは分かります。けれど、隊長は会長に親衛隊の信頼を取り戻す為、一週間、どんな事があっても耐えると言っておられました。」
言ってないけど、このまま進むとなんだかちー総受けフラグ立つなwwwって思いましてww
いや、ま、ちーが嫌がってたら助けますけど。多分ww


「俺としても隊長の苦労を無駄にはさせたくないのです。どうか、怒りを沈めて見守っていただけませんでしょうか?お願いします。」
90°に曲げて頭を下げる。
あと、俺の萌えの為に制裁はしないでっ!


俺が全く違う意味で考えているのも知らず、親衛隊の子達は渋々従ってくれた。


会議後、沖名君に怪しい目で此方を睨んでいたが、複雑そうに笑いかけたらそっぽ向かれたww
私情じゃないって伝わってたら良いなww
理由はめちゃくちゃ私情だけどww


帰り、同じ部屋に住むちーの元へと向かう。
言い忘れてましたけど、ちーと同室なんですww
そのせいか、ちーも心許してくれてますのよww
最近、あの子甘えん坊でお母ちゃん困っちゃう☆って的なww


だから、好きになったりなんかしない。
これは俺の利己心。


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