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今更言っても、もう止まれない
やっぱりやめねぇ?と唇が動いた。その声が少し震えている。怖いのだろう。柔らかな銀色の髪を撫でて大丈夫だ、と囁いた。それでも不安そうな瞳が見上げてくる。こいつの不安な思いも分かるが、俺だって何年も待って、漸く手に入れたのだ。今更止められる訳がない。だから、少し強引に口づけてやった。

  

あきゅろす。
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