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寝惚けてキスをした
「んー…」
小さく声を出したそいつは気だるそうに体を起こす。ずっと開けられていた唇の端から唾液が伝っていた。それを腕で拭ったそいつ_…銀時が漸く目を開け、ぼそりと一言。

「たかすぎ…?」

弱々しい声で名を呼ばれれば朝一で理性が揺らぐ。無自覚なのだ。この坂田銀時という男は。
軽く舌打ちをし、銀時に早く着替えろと促す。まだ寝ぼけているのか覚束ない足取りだった。不意に銀時に再び呼ばれたような気がして振り向けば。
_1秒も無いような。本当に一瞬。唇が触れた。

「てめ…」
「なぁ、あれ知らない?俺の、えっと、あれ…」

当の本人は全く気にしてもいない…というかキスしたことに気付いていない様子で。呑気に欠伸をしている。今すぐに押し倒してやろうかとも考えたが、後々面倒なことになるのは目に見えているから止めておく。

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この後高杉が去り、頭が冴えてきて焦る銀時くんとかどうでしょう。
本当は銀時視点で書きたかったのですが、寝ぼけてたら意識曖昧でキスしたこと気付けないんじゃないかと思って高杉視点になりました。


  

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