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いちゃいちゃしてる
「こいずみー」


どうも、お昼寝真っ最中の古泉一樹です。
しゃべってるから寝ていないじゃないかって?
んふ、そうですね先程から愛しい声で僕を呼んでいる人がいるものですから起きてしまったのです。

でも彼からしてみれば僕はまだお昼寝真っ最中。


「おーい、こいずみー」
呼んでいるくせにさっきから小声なのはなんとも彼らしい。

起こすのは悪いと思っているが、起きて欲しい。そんなところでしょうか



「古泉の恋人が暇そうにしている。一緒に遊ばないか?」

ほう、某ゲーム風ですね
というか、恋人って!
いっちゃん感激!


「…こいずみー?起きないのか…?」

起きてます!起きてますけど起きません!

「…起きないとちゅ、ちゅーするぞ…」

っ…! えっ今なんとっ……?

頭が良く回っていないまましばらく固まっているとふいに頬に柔らかいものが触れた。

ああ…!キョン君!

「…古泉はキョン君を手に入れました。」

何も考えられなかったが、思わず彼を抱きしめていた。


「なっ…!おまっ、起きてたのかよ…!」
「すいません、僕の名前を呼んでくれるあなたが愛おしくて、最初に呼ばれた時に起きました」
「なるほど、放置かこのやろう」
「ふふっ、恋人なのですからそういうプレイもありでしょう?」
恋人という言葉をきいたとたん顔を真っ赤にするキョン君。
「あなたから言って下さったのは初めてですね。キスも…嬉しかったです。」

ずっと僕が一方的でしたから。独りよがりなのではないかと結構不安だったのですよ。

「…お前はとっくに俺を手に入れてたんだからな、安心しろ」
「はい、ありがとうございます。今度は目を見ていってもらえるよう頑張ります」

「…おう」






古泉一樹のレベルがあがった。





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2012/07/13

わからぬ…甘いのかしら…

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あきゅろす。
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