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◆烏イリ※死ネタ
原題:織姫と彦星

カラスマが死んだ。

元教え子からその訃報を聞いた時、私はすぐには信じられなかった。
急いで日本へ渡り、彼との思い出が詰まった山の中の今は使われていない旧校舎へ向かう。

「ねえ、居るんでしょ?私の声聴こえてるでしょ?お願いだから…何か言い返してよ!」

そう叫んで捜すけれど、見つかるはずもない。
絶望に苛まれた私は泣き崩れて、懐の小型銃を取り出す。


闇に堕ちた私の世界に、光をくれた人。
…彼が居ないのなら、こんな世界、もうどうだっていい。


「駄目だよ、ビッチ先生…!」

悲痛な叫び声と共に銃を持つ手にしがみ付いてきたのは、少し大人になったヒナノ。
更に校舎からトーカやメグも出てきて、こちらへ駆け寄ってきた。

「殺せんせーも烏間先生ももう居ない…ビッチ先生までいなくなっちゃ嫌だよ!」

「そうだよ!私達まだ、先生に教えて欲しいこといっぱいあるの」

「二人の分まで、私達のこと…見守ってよ……先生、お願い」

そう言われて3人に抱きつかれ、私はその腕の中で年甲斐もなく声を上げて泣いた。



BGM:やましずく様【星織り唄】
…なんか違う(苦笑)

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あきゅろす。
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