■セナ♀陸
※盤戸戦後くらい
「関東大会出場おめでとう。まぁ、どうせまたうちに負けるだろうけどさ」
「う…っそこは応援してくれないんだ」
「自分の学校のチームを応援するのは当たり前だろ?」
「そりゃそうだけどさぁ…」
「まぁ、西部に当たるまでは応援してやるよ」
「本当!?やったぁ!」
「お前相変わらず子供だなぁ…それで一回戦神龍寺に当たってボロ負けしたら格好悪いぞ」
「うっ…そういうこと言わないでよ…」
「冗談だよ」
「…でも、」
「ん?」
「絶対クリスマスボウル!これが僕らの目標だから、もう絶対に負けるわけにはいかない…どこが相手でも勝つよ。西部にも、王城にも…神龍寺にだって」
(………セナ、変わったよな…)
「…お前さ、本当にか―――…」
「え?なに、陸」
「な、なんでもない…!」
「………っ!」
「今、僕がなにかって言おうとしたじゃん。気になるよ」
自分の手を握っている彼の手は女の自分より大きくて力強い。昔は、自分より小さくて弱い手だったのに…
昔は苛められてばかりで、女の自分やまもりの後ろに隠れる臆病者だったのに…
「………な……、だよ…」
「だから聞こえないって!」
セナのくせに…カッコイイなんて生意気なんだよ!!
+++++
男らしくなっていくセナに戸惑い動揺隠せない♀陸とかかわいいと思う
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