●♀大和+花梨/↓続きA
※更に続きで会話文
「あ、あの、あの…ご、ごめんなさい…!」
「え?なんだい突然」
「わ、私…大和くんのこと、てっきり男の子かと勘違いしてて…」
「あぁ…別にいいよ、そんなこと。いつのもことだし」
「い、いつもなんや…」
「ほら、僕は女にしては背高いし声も低いからね。プロテクター着けたら余計分からないだろうし」
「は、はぁ…」
「流石に制服着てれば分かるだろうけど、今まで花梨と会ったことなかったしね」
「あの、女の子達が大和くんのこと噂してるのは聞いたことあったんやけど…みんな、カッコイイて騒いでたし、大和くんって呼んでたから…」
「ははっ!そんな風に騒がれてるんだ。まぁ、でも一応女だからね、僕だけこうやって先にロッカールーム使わせてもらってるんだ。だから花梨も心配しないで着替えられるよ」
「は、はぃ…」
「流石に二軍以下のときはそうはいかないだろうから、別室で着替えてもらってシャワーも校内共用の方を使ってもらうことになるだろうけど…大丈夫、君ならきっとすぐ一軍に上がってこれるさ」
「は、はぁ…(出来れば上がらずに辞められるのが一番なんやけど…)」
「…あぁ、でもシャワーはちょっとずらすかもしれないけど」
「え?」
「まぁ、とりあえず僕はシャワー浴びてくるから!花梨も早くプロテクター試着しておいで。あまりみんなを待たせても悪いからね」
「ぇ…あ…そ、そうやね…」
グイグイと背中を押されながら脱衣所から出ると、同時に背後で鍵が閉まる音がして花梨は不思議そうに首をかしげた。
「どうしたんやろ…大和くん」
先程、男連中の前で上半身下着姿で出ていったのに、今は性急に外に出されあまつ鍵まで閉められた。
あれだけ大胆なことしておいて、まさか同性に裸を見られるのが嫌なんてことあるのだろうか?と疑問に思う。
まぁ、確かに花梨もまだ知り合ったばかりの同級生に裸見られるのも見るのも気が引けてしまうが…そこら辺は、大和も一応ちゃんと女の子なんだなと自己完結させた。
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♀大和の行動はいずれ設定説明か鷹♀大にて。
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