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●♀大和+一軍ズ/↓続き
「ひゃぁぁぁあぁぁぁぁあぁっっっ!!!!?」

「な、なんやどうした!?」

「今の、さっきのコの声だよね!?」

「おい、大和!なにがあった!」

「なんだい、みんな揃ってゾロゾロと…女性の着替え中に入ってくるなんて感心しないな」

「お、おぉ…悪い…」

「叫び声が聞こえたからつい…」

「…ていうか、お前は上に何か着んかい!!」

みんなが気まずさに謝り顔を逸らす中、アキレスが我慢できずツッコミを入れる。
一同の前に出てきた大和は下は防具も着けたままだが、上はシャツまで脱いだ状態なのだ。

「年頃のおなごが、んな格好で男の前に出んなや!」

「え?別に見せて恥ずかしい身体のつもりはないんだけど」

「そういう意味じゃないわ!お前には羞恥心とかないんかい!!」

「まぁ、とにかく出て行ってくれないかい?まだ居座るようなら今後みんなを変態と認識することになるのだけれど」

「ゎ、悪い…!」

「出る!今すぐ出て行くから!」




「まったく…男は困ったものだね、花梨」

「………」











一方、外に逃げてきた一軍メンバーは息を切らして身震いしていた。

「うぉおぉぉぉ…大和のあの笑顔、相変わらず怖ぇ…!」

「目が笑ってないんだよな…」

「しっかし…結局なにがあったんや?」

「あの叫びはただ事じゃあなかったよね」

「…まさかGでも出たんかな」

「げっ…マジか。たく、今週の掃除何軍やったっけ?ちゃんと仕事しろっちゅーねん」

「ねぇ…そういえば、」

「ん?どうした、鷹」












「大和が女だっていうこと、誰か彼女に教えたっけ?」

「「「あ…」」」

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