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■◆コタ♀赤ジュリ/↓続き
※続きでコタ視点


結局、部長命令でマネージャー二人の買い物に付き合わされる羽目になっちまった…
女二人だと危ないからという名目だったけどよぉ…



「やっぱり荷物持ちじゃねぇかよ!!」

「文句言わないのー。あっ!ちょっとこれ可愛いー!」

「まだ買うのかよ!もう両手ふさがって…」

「沢井、これなんてどうかな?」

「わぁ!それいいね!」

「 人 の 話 を 聞 け !!」

なんでこうも女の買い物ってのは長いんだ…!?
しかも前にも同じようなの買ってなかったか?

「…オイ、ちょっと便所行きてぇんだけど」

「えー?じゃあ早く行って来てよ」

「お前がいないと次に行けないだろう」

「少しは自分達で持てよ!ったく…」

とりあえず、近くにあったベンチの前に荷物を置いてトイレに行く。
多分移動含めて10分も経ってねぇはずなんだが…



「ほんのちょっと目ぇ離しただけだぞ…」


ベンチに座ってる二人は見知らぬ男四人に囲まれていた。
まぁ、でも見て見ぬ振りするなんて男じゃねぇよな!スマートじゃねぇ!


「おい、テメェら…」

男の一人が赤羽の肩を強引に掴んだところで、止めに入ろうと一歩足を出したら…




スッパァァァァアァァンッッッ!!


…と、小気味のいい音と共に、その男が派手に吹っ飛んだ。
その後、赤羽が睨みをきかせると、他の男共は気絶したそいつを抱えてそそくさと逃げていっちまった。





………やっぱり俺、必要ねぇじゃねぇか!!





+++++
どうこう言って、二人を放置は出来ないお人好しなコタ

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あきゅろす。
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