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■大♀筧+水♀筧?
※♀筧+渋谷会話文
大♀筧のような水♀筧のような


「『家帰ったら確認しておく』…と。悪い、渋谷待たせた」

「んーん、いいよ別に。…ねぇ、今のって例のアイシールドくん?えっと…確か大和くんだっけ?」

「え…あ、あぁそうだけど…よく分かったな」

「分からいでか!あんた分かりやす過ぎんの!」

「別に…そんなことねぇだろ」

「あんたねぇ…彼とメールしてるとき凄い楽しそうだし嬉しそうだし、ぶっちゃけ私達に対してそんな風に笑うことなんて滅多にないよね?そんな駿を見た水町がどんだけ機嫌悪くなってるか…まぁ、その鬱憤を練習で発散してるから結果オーライかもだけど!大平と大西なんて鼻血吹いてぶっ倒れるレベルの殺傷力なのよ、あんたの!その!はにかんだ笑顔は!!しかも頬まで赤らめちゃってこの乙女が!あぁもう可愛いなぁ!!」

「お、俺いつもそんな顔してんのか…?」

「はー…スッキリした!あぁ、別にそれが駄目って言ってるわけじゃないのよ?むしろ私的には嬉しいし」

「え…?」

「どんだけ男勝りにしてても、駿もちゃんと女の子なんだって安心したわ。まぁ、初恋の彼だもんね。そうなっちゃうのも仕方ないか」

「は…っ!?」

「正体不明の頃でも話聞いててそうなんだろうな〜とは思ってたけど、それが4年越しで正体判ったんだから気持抑えられないのも無理ないわよね」

「な、何言ってんだよ…!?俺は別にっ大和のこと、そんな風には…っ!」

「そんな顔真っ赤にしてテンパりながら言われても説得力ないし」

「ち、違っ…大和は俺の恩人だから…あの時の礼を言えただけで俺の目的は果たせてるし…そ、そりゃ連絡先交換できた時は嬉しかったけど…」

「あ〜もうっ!自分に正直になんなさいよ!ある意味なってるけども!」

「だ、だから……

《ピロリロリロリン♪》

ひゃぅっ!?」

「あら?噂をすれば彼から返信?」

「そ、そうだよ…!もうあんまり揶揄わないでくれ」

「だって反応面白いんだもん♪揶揄ってるんじゃなくて本当のこと言ってるだけだけどねー」

「ぅ…くそ…」

(それで結局嬉しいの隠せてないし。しっかし…駿は絶対水町だと思ってたんだけどなぁ…まぁでもちょっとしか見てないけど、本物くんカッコよかったもんな〜うちの連中並に背高いし、人受け良さそうな爽やか君だし、正しくイケメンスポーツマンって感じで………)

「あー…」

「…なんだよ、どうした?」

「いや………大和くんと水町って、なんか似てるなって思って」

「は…あ?…まぁ、確かにタイプは似てる…のか?天然なところとか空気読めないところとか」

「あんた、さり気に酷いこと言うわね…まぁ、でもそっかそっか」

「な、なんだよ…ニヤニヤして…」

「なーんでもなーい♪(やっぱり無意識に似たタイプと一番仲良くなってんじゃない。無自覚ってのが駿らしいなぁ)」



+++++
♀筧の初恋(無自覚)は絶対大和君でしょう!
きっと元気な変態(公式認定)が好きなんでしょうねw

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