■◆鷹花+大筧/↓続き
送られてきた画像確認。
大和に抱き締められ、くすぐったそうに笑っている花梨(大和を引き剥がそうとしていたアキレスの腕は見切れている)
「あぁ…これは間違いなく浮気現場だね」
「筧くんに送らんの？」
「送らないよ」
「鷹くん、どうこう言うて大和くんに優しいんね」
「違うよ、態々大和を喜ばせることをしたくないだけ」
「え…？でも大和くんさっきかなり慌ててはったと思うんやけど…」
「残念なことに、大和が思っている以上に筧の彼に対する想いは強いんだ。
…それとも、花梨は彼に大和とじゃれついてるの見せつけたかった？」
「いいい、いや…別にそういう意味じゃ…！！」
「冗談だよ」
「あ、あの…でも………」
「………？」
「た、鷹くんに…私が浮気してる思われんのは……いやゃ…」
「それこそ、確認するまでもなく分ってるよ」
＋＋＋＋＋
スキンシップ過剰の帝王を隠れ蓑に、花梨を掻っ攫ってた寡黙な禽獣。
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