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番外編

海音が帰宅した事で、読書タイムは強制終了。
奏汰は夕食を作る為、キッチンに立てこもっていた。

「今日は洋食なんだって?」
「雪斗さん、お邪魔しています」

海音に続き、雪斗帰宅。
キッチンに居る奏汰に声を掛け、リビングに姿を見せた。

「今日は泊まりか?」
「その心算ですが…」
「だから、奏汰の機嫌が良いのか」

普段の奏汰なら、読書の邪魔をしたら、不機嫌になる。
しかし、今日は機嫌が悪くならなかった。
どうやら、不機嫌にならない原因は其処にあるようだ。

「今日は、ハチミツくんと寝る」
「「「ダメだ!!」」」

奏汰の爆弾投下に、3人は声を揃えて、迎撃するが、

「じゃあ、一緒にお風呂に入る」
「「「入らない!!」」」

奏汰の追撃発射に、3人は溜息を吐きながら、首を左右に振った。

「けち(# ̄3 ̄)」
「「「……」」」

[[[育て方間違えたか?]]]

そう思ったのは云うまでもなく。
微妙な空気が流れる中、並べられた夕食を食べる4人であった。



〜おまけ〜
[夜中に忍び込むもん]
[国光、鍵掛けろよ]
[客室には鍵なんてない筈ですが…]
[国光君の部屋に鍵をつけたんだ]
[そうなんですか]
[無駄な足掻きだ。ボクには合い鍵があるもん]
[[[奏汰ッ!!]]]
[ふえーん(>д<。)]

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あきゅろす。
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