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男子会1

本日の昼下がり、イゾウに物語を読み聞かせているところにジュディと名乗るナイスバディなナースから告白を受けたシトラス。
そんなシトラスは今、マルコの部屋に連れて来られていた。
しかし部屋主であるマルコはあからさまに嫌な顔をして、部屋に居る人物たちを見た。
部屋にはいつものエロ男爵サッチに思春期真っ盛りエースくん、そして事の顛末を知るイゾウであった。


「で、どうして俺の部屋に集まるんだよい?」

「それは僕が一番隊にいるせいでしょうね」


シトラスが気まずそうにマルコに目を合わせず答えた。


「で?あのナースは一体どうしたんだよ」


サッチが興味津々に尋ねた。


「ナース?一体昼間の間に何があったんだよい」


一日中部屋で書類仕事をしていたマルコは昼間にあったシトラスが告白されたことを知らなかった。


「昼間、僕がイゾウに読み聞かせをしているときにナースのジュディという方に告白されたしまったんですよ。彼女、結構人気があったみたいでクルーたちに問い詰められてしまって逃げているときに、この三人に捕まってしまったんです」

「お前、能力使って逃げるんだもんな」

「エースにメラメラの見の能力は風である僕にとってみれば天敵ですからね」


エースは嬉しそうに歯を見せて笑った。
で?とサッチとエースはシトラスに詰め寄った。
話を船中に言いふらしたイゾウに助けを求めたが、イゾウはただ笑っているだけだった。
マルコは呆れていたがどこか面白そうに頬を緩ましていた。


「断りましたよ」

「は?フっただと!?お前、あのナイスバディが自分のものになるっていうのに。毎晩あんなことやこんなことがし放題っていうのに断ったっていうのかよ!?!?」

「サッチ、自分とシトラス一緒にするなよ」


イゾウがあきれかえって言った。


「いっときますけど、僕にはもう心に決めた女性がいるんですよ」

「「「え?」」」


シトラスのいきなりのカミングアウトに三人は口をあんぐりと開けた。


「あれ?言ってませんでしたっけ」

「いや言ってない」とエース。

「伴侶がいるとはな」とイゾウ。

「ま、お前なら納得するよい」


マルコは頷いていった。
サッチに至っては部屋の隅っこで小さく縮こまって何かブツブツつぶやいていた。
三人はそんなサッチをいないものと考えて話を進めた。
シトラスの歳は27歳。
一般的に立派な成人であり、結婚していて生まれたばかりの子供がいてもおかしくない歳。
シトラスは確認させるように左手の手袋をはずし、薬指にかがやいているシンプルな銀色の指輪を見せた。


「これが証拠です。では僕はもう眠いので休みますね」


そのシトラスの言葉で男子会は強制的に幕を閉じたのであった。



女子会ならぬ男子会



オチがない。(笑)
すみません





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