3 <名前 side> え? まさか目の前に居るのって…イタチ!? 何?本当にトリップしちゃったの!? それにしても…本物のイタチ…カッコいいなぁ// 「……おい」 『は、はいっ!』 いきなりだからビックリして変な声出しちゃったよ(汗) 「…名を言え」 『苗字…名前です』 「…何処の里の者だ」 『里って言うか…異世界って言うか…υ』 「………どう言う意味だ」 『わ、私…異世界から来たみたいです…』 そう言った私に対してイタチは顔をひきつらせる。 そりゃ…そうだよね。 急に異世界から来ました。ではい、そうですか。となる訳が無い… 多分…いや、絶対に不審がられてるよ…υ 「…取りあえず詳しくはアジトで話てもらう 着いてこい。」 特に行く宛もなく、暁大好きな私は何の迷いもなく、イタチについて行った。 暫くすると鬼鮫であろう人物のとこに来た 「…その娘はだれです?」 「詳しい話は後だ。行くぞ」 そう言うとイタチは私を横抱き…いわゆるお姫様抱っこして物凄いスピードで、木々を飛んで行った。 ちらりと鬼鮫の方に視線をやると、何か腑に落ちないような顔して私を見てた。 …やっぱり…説明しないといけないか…。 私はアジトに着くまで色々な思考を巡らせていた。 next. ←前へ |