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「ん?名前、顔が赤いけど…熱か?うん?」
『…えっ!?//違うよ…嫌、そうかも…?//』
「…どっちだよ、うん。」
「ククッ」
賑やかな雰囲気は荒々しく開かれたドアによって壊される。
「はぁ〜やっと任務が終わったぜ〜!」
「本来ならもっと早く終わる筈だったが、お前の気味悪い儀式のせいで余計な時間を使ったからしょうがないだろ。」
「おまっ、角都ぅ!ジャシンは気味悪くない……って、お前誰だよ。」
飛段の視線の先には名前がいた。
角都も名前に気付いたのか、視線を向けてる…と言うより若干睨んでいる。
『あ、初めまして!名前です!(わぁ!本物の不死コンビだぁ!)』
「何でお前みたいな普通の女がここにいるんだよ。」
「それは俺から説明しよう。」
それからイタチはここに住む事になるまでの経緯を話した。
…名前の能力も。
「んな事だったのか。まぁ宜しく頼むぜ?名前ちゃんよぉ。」
『うん、宜しくね』
「…足手まといにだけはなるなよ。」
『は、は〜い』
そして名前は不死コンビと和解出来たのでした。
「…名前。そろそろ修行するぞ。」
『うん』
そして今日はイタチと修行の為、名前はイタチと外に出て行った。
next.
(それにしても普通だったぜ…)
(フンッ、やはりバカな飛段には分からなかったか)
(あん?何がだよ。)
(…その内分かるんじゃねーか?)
(……………。)
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