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<名前 side>



え? まさか目の前に居るのって…イタチ!?


何?本当にトリップしちゃったの!?


それにしても…本物のイタチ…カッコいいなぁ//





「……おい」


『は、はいっ!』





いきなりだからビックリして変な声出しちゃったよ(汗)





「…名を言え」


『苗字…名前です』


「…何処の里の者だ」


『里って言うか…異世界って言うか…υ』


「………どう言う意味だ」


『わ、私…異世界から来たみたいです…』





そう言った私に対してイタチは顔をひきつらせる。


そりゃ…そうだよね。


急に異世界から来ました。ではい、そうですか。となる訳が無い…



多分…いや、絶対に不審がられてるよ…υ





「…取りあえず詳しくはアジトで話てもらう
着いてこい。」





特に行く宛もなく、暁大好きな私は何の迷いもなく、イタチについて行った。








暫くすると鬼鮫であろう人物のとこに来た





「…その娘はだれです?」


「詳しい話は後だ。行くぞ」





そう言うとイタチは私を横抱き…いわゆるお姫様抱っこして物凄いスピードで、木々を飛んで行った。


ちらりと鬼鮫の方に視線をやると、何か腑に落ちないような顔して私を見てた。



…やっぱり…説明しないといけないか…。



私はアジトに着くまで色々な思考を巡らせていた。






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