敵か味方か
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うちは勉強嫌いやから、朱里に教えてもらうことにした 。
朱里のとこに行ったら、立海の赤也くんが居って、なんかされたんか思たら普通に勉強してたらしい 。
赤也くんは朱里の味方やとか 。
立海にも分かってくれる人が居ってよかった 。
三人でワイワイ勉強してたら、光と金ちゃんも来て、五人で騒いでた 。
途中から目を腫らした翔子先輩が入ってきて、それを囲うように氷帝の人が話してた 。
その時、
「 朱里 !! 」
という跡部先輩の怒鳴り声で一気に静まり返って 。
「 朱里 、翔子の腕にカッターで傷入れたってほんまか ?」
忍足先輩がそう言いながら近付いてきた 。
皆朱里のこと睨んでる 。
そんなこと、するはずない 。
「 朱里、お前部屋でろ 。」
《 朱里、駄目っ … !! 》
今度こそ、今度こそ助けたくて必死に朱里を呼んだ 。
「 双葉 。」
その時うちを止めた人の声 。
うちは、信じたくなかった 。
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