敵か味方か
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その日の夕食のあと、千歳先輩に呼ばれた 。
《 千歳先輩 、なんですか ?》
千歳先輩の部屋に入って、気になってた事を聞いたら
「 俺な 、翔子が自分でドリンクかけるの見た 。」
え … 自分でかけたの見たん … ?
《 じゃあ、なんで … なんで助けたらんかったんですか !! 》
「 あそこで俺が助けても 、翔子に言い逃れられたら朱里が傷付くだけや 。」
そんなの、ただの言い訳やんか … 。
でも … でも 、
《 じゃあ、先輩は朱里の味方ですよね ?》
「 当たり前や 。」
良かった … 。
ほかの四天の皆は、迷ってるように見えた 。
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