敵か味方か
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怖かったけど 、部室の窓から中を覗くと 氷帝の人が朱里に暴力を奮ってた 。
朱里はされるがままで、時々呻き声がこぼれる 。
「 ええ気味やな 、翔子はもっと辛かったんやで 。」
「 無能が 。」
「 消えろ 。」
あぁ、なんでこんなときに思い出すんや 。
__ お前なんか消えたらええのに
__ 無能なお前が生きてる価値ねぇよ
痛い … 苦しい … 助けて … 。
《 一緒やんな 、苦しみは 。》
例え朱里が翔子先輩にドリンクをかけたとしても、理由もなしにそんなことするはずがない 。
それに、うちは朱里が翔子先輩にドリンクかけるとこ見てへん 。
信じな 。
うちが朱里のこと信じる 。
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