[
携帯モード]
[
URL送信]
独占できる笑顔
本当は
僕はもう疲れていた
僕にばかり冷たい世界に。
僕自身の心さえも僕を赦さない
そんな僕の世界に。
どれだけの笑顔が溢れていても
僕には関わりなどないと思っていた。
「骸、」
誰かのこえがした
「何時までも寝てるなよ」
困ったようなこの声は、
涼やかで暖かい
「綱吉、」
「もう朝だぞ」
差し込んだ朝日と
眩しい笑顔
僕がずっと欲しがったもの、
独
占
できる
笑顔
(僕はもう悪夢から解放されたのか)
071230
[*前へ]
[次へ#]
無料HPエムペ!