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独占できる笑顔
本当は





僕はもう疲れていた


僕にばかり冷たい世界に。

僕自身の心さえも僕を赦さない
そんな僕の世界に。


どれだけの笑顔が溢れていても

僕には関わりなどないと思っていた。


「骸、」

誰かのこえがした


「何時までも寝てるなよ」

困ったようなこの声は、


涼やかで暖かい


「綱吉、」


「もう朝だぞ」


差し込んだ朝日と
眩しい笑顔


僕がずっと欲しがったもの、






できる笑顔
(僕はもう悪夢から解放されたのか)



071230



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