受験生に休養を


「U-17?」
「おう。それの選抜合宿に行くんだとよ」
「…高校に上がるまでゆっくりさせてくれればいいのに」


荷造りをする亮を横目に凉はため息をついた。


「身体鈍ってるだろうし、つえー奴とテニスが出来るんだぞ?いい機会じゃねぇか」
「亮は、ね。彼女からして見れば、寂しいんだから」
「あ?お前、跡部から何も連絡来てないのかよ」
「え?」
「お前も氷帝専属マネージャーとして来るって言ってたぞ?」「え?」




受験生に休養を
「ええええええっ!?」「あ?もしかして、今…」「初めて聞いたよお!いつ出発!?」「一週間後」「……良かった、まだ間に合う」





end.


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