詩* white
砂時計
ただ逢いたくて
いつも君と一緒にいる
日々だけを追い続けた
でもその夢はいつも
いつもこの手の中から
すり抜けていってしまう
それはまるで止まることを
知らない砂時計
この永遠なる
瞬間(トキ)のなかで
君に出逢ったこと
これはまるで
奇跡のようなこと
でも 止まることの
知らない砂時計は
やがて止まることを
知ってしまう
悲しみ 愛しさ 嬉しさ 辛さ
すべての砂が
落ちたときに
また砂時計は
動きはじめてしまう
いままでのことが
無かったかのように・・・
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