[携帯モード] [URL送信]

詩* white
砂時計

ただ逢いたくて

いつも君と一緒にいる
日々だけを追い続けた

でもその夢はいつも
いつもこの手の中から

すり抜けていってしまう

それはまるで止まることを
知らない砂時計

この永遠なる
瞬間(トキ)のなかで

君に出逢ったこと

これはまるで
奇跡のようなこと

でも 止まることの
知らない砂時計は

やがて止まることを
知ってしまう

悲しみ 愛しさ 嬉しさ 辛さ

すべての砂が
落ちたときに
また砂時計は
動きはじめてしまう

いままでのことが
無かったかのように・・・




[←back ][ next→]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!