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鈴「お父さんとお兄ちゃんは170前後くらいだったけど…、お母さんは僕よりも小さい。
…で、僕はちっちゃい頃からお母さん似だって、親戚中から言われてる…」

唯人「…まぁ、いくらなんでもその身長で止まる、事はないと思います、…よ」

鈴「唯人くん、フォローが凄い自信なさそうだよ…」

唯人「…実際自信が持てなくて…(苦笑)」

鈴「うん…、まぁもういいよ、なるようになるんだから…。お兄ちゃんくらい欲しいとか思ってた僕が悪いんだから…」

唯人「り、鈴君元気出して下さい…。あ、ほら、連れて来てた使い魔の子も心配してますよ」

デューイ『きゅー…』

鈴「デューイ…。今はぬいぐるみサイズで抱き心地抜群なキミも、もうすぐ山一つを踏み潰せる大きさになるんだね…」

唯人「(完全に卑屈になってしまってますね…)
…って、この子そんなに大きくなるんですか!?」

鈴「んー、山一つは冗談だけど、デューイはドラゴンの中でも特別長生きでその分大きくなる種族だから。…今はまだ赤ちゃんだけどね」

デューイ『きゅぅ?』

唯人「へぇ…」

鈴「まぁ、多分僕が生きてるうちにはそこまで大きくならないけどね。まだまだ甘えんぼ!」(デューイをだっこする)

唯人「そうなんですか…。何だか、ファンタジーって本当に不思議で、色々大変そうですよね」

鈴「色々細々とした設定多いしねー。しかも段々増えてるし」

唯人「管理人は昔からファンタジーの設定を考えるの大好きですからね…」

鈴「唯人くんのトコは何かないの?」

唯人「何か、ですか?」

鈴「だって、僕らの話ばっかりしてもね。ホラ、咲く花には何か裏話は?」

唯人「そんな事をいきなり言われましても…。
…あぁ、そういえば人知れず龍治先輩のキャラ設定の頁にチームの名前が載りましたよ」

鈴「え、どういう事?」

唯人「今までは『地域でも有名なチームの副総長』だったんですけど、この前やっとチームの名前を決めたので更新したようです」

鈴「ていうか今まで決まってなかった、って事に驚きだよ…」

唯人「捻ろう捻ろうと思ってるうちに迷宮入りしていって、そのままだったらしいですが。…本編中で使う見通しが出てきたから、辞典をひっくり返して決めたと」

鈴「まさしく行きあたりばったりだね…」

唯人「今に始まった事ではありませんがね」


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