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属性/アカデミーについて

[属性]


火:守護精霊はサラマンダー。性質は『破壊』。攻撃特化型の属性。火力を上手く調整すれば保温や防寒などにも応用出来るが、火の素質を持つ者の傾向として大雑把で細かい作業を苦手とする者が多い為、上手く火力を調整出来る人は数少ない。
体育会系で血気盛ん、加えて脳筋といった傾向が強い。

水:守護精霊はウンディーネ。性質は『再生』。四属性中唯一治癒魔法を扱える属性。究めれば攻撃・補助も行えるバランス型だが、全体的に補助寄りの印象が強い。水の中でも攻撃に向いた派生属性の“氷”が扱える者は数が少なく、全体の三割程。
水の素質を持つ者は真面目で優等生気質といった傾向がある。また、執着したものには案外粘着質という気質を持つ者も多い。

風:守護精霊はシルフ。性質は『調和』。攻撃・防御・補助とバランスの取れた属性だが、全属性の中でも最も扱いが難しいと言われている。派生属性として攻撃に長けた“雷”があるが、これを扱えるのは風の素質を持つ者の中でも一割程度と、非常に珍しい。
風の素質を持つ者の傾向として協調性の高い、コミュニケーション能力に長けた気質の者、また別の傾向としては自由奔放で周囲をあまり気にかけない気質の者と、二種類に大別される。

土:守護精霊はノーム。性質は『変質』。補助寄りの属性で、他属性には無い“精製”という特殊な技術がある。攻撃にはあまり向いていない、と言うよりは、土の素質を持つ者はあまり戦いには頓着しない為あまり攻撃魔術が研究されていない、と言う方が正しい。派生属性は“重力”だが、風属の“雷”以上に珍しい属性で、此方も研究があまり進んでいない。
土の素質を持つ者は“変わり者”のイメージが強く、個性的。自分が興味を持った事どこまでも突き詰め、それ以外は割とどうでもよい、といったスタンスのマニア気質が強い。



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『アカデミー』

アカデミー、と呼ばれる魔法学園。学園都市と呼ばれる多数の研究機関を擁する街の中に、広大な敷地を持って聳える。

火水風土の魔法の素質を持った子供を大陸中から集め、術者としての能力を伸ばすよう教育している。7年制で、基本的に15歳から入学出来るが、諸事情で入学が遅れたり、留年する学生もいる為学年=何歳とも限らない。
制服は黒いローブで、それを羽織ってさえいれば下に何を着るかは自由。

それぞれの属性ごとに、火=サラマンダークラス、水=ウンディーネクラス、風=シルフクラス、土=ノームクラスとクラスが分けられる。属性は変わらない為、クラス替えも勿論無い。同じく寮も属性ごとに分かれる。

サラマンダー寮の入口には絶えず篝火が炊かれ、ウンディーネ寮は水辺に寮が建てられ、シルフ寮は浮遊石により建物が浮いており、ノーム寮は地下に造られている、と属性ごとに特徴のある寮が建てられている。

授業は大学に近い仕組みで、それぞれのクラス毎に定められた必修科目と選択科目をいくつか履修する単位制。学年ごとに決まった単位数が取れなければ、留年もする。

学校行事も盛ん。聖誕祭や前夜祭のパーティーなど、大半は学生自治会(生徒会のようなもの)に運営が委ねられているが、年に一度行われる『学内個人対抗魔法合戦』はアカデミー側が主催する行事。自分以外の参加者を全員殺さない程度に戦闘不能にする、というかなりぶっ飛んだルールのバトルロイヤル。毎年かなりの怪我人が出るが死者が出る事例は滅多に無く、伝統行事なので危険な行事ながら創立から現代に至るまで毎年開催されている。


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あきゅろす。
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