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profile
【アリア=ハーディー】
シルフクラス一年次生、15歳。147cm、触覚(あほ毛)の一本跳ねた淡い金髪に深緑の瞳。
身分上風魔法を多用するが、実際は全ての属性の素質を持った、世界でも二目と見ない特殊な魔法使い。
魔力はずば抜けているが、田舎育ちの為か割と世間知らず。決して頭が悪い訳ではないが、ローブの裾を踏んずけて転けたりと妙なところがトロい。
とある地方の田舎(山)育ち。ドラゴンを鉈で捌く女の子。
意外な事に料理が得意。但し、レパートリーは郷土の地方料理に限る。
自分の事を「アリィ」と呼ぶのは、両親がそう呼んでいるかららしい。
言動が実年齢よりも幼いのは、周囲が甘やかすせいもあるようだ。
端からは何も考えていないようにも見えるが、実のところそうでもない。意外と鈍くもないし、成績も結構良い。
よくお腹を空かせている。甘い物全般、特にエリオットがくれるチョコレートが好物。
【エリオット=ロッド】
サラマンダークラス三年次生、18歳。180cm、夕陽色の髪とターコイズブルーの瞳。
昨年度、二年次生にして学内個人対抗魔法合戦<バトルロイヤル>を制した実力者。
実戦能力は上級生にも勝る程で、学内の有名人の一人。実力を伴う、嫌味じゃない程度の俺様。
脳筋族の多い火クラスの中では、比較的成績も良い方。
実力だけなら優等生に数えられる筈だが、基本的に態度がデカい為そうは見らていれない。
交友範囲は狭いが、数少ない懐に入れた相手に対しては案外気遣いをしたりと面倒見が良い。特に年下に対しては割と優しい方。
アリアに初めて出会って以来、ゆっくりと確実に餌付け中。
独占欲の強い保護者。さらっと際どい事を素でやらかす。
『焔舞の黄昏』という二つ名があるが、その名で呼ばれる事は鬼のように嫌う。
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【セイン=ウォレット】
ノームクラス一年次生、15歳。156cm、ココアブラウンの髪にカーネリアンの瞳。
土クラスの名に恥じない“変わり者”の少年。土が好きで、よく穴を掘って自分でその中に籠もっている。
アリアの友人。成績はそれなり。
人付き合いが苦手で、学内にはアリア以外の特定の友人はいない。
穏やかに見えて押しの強いヘンリーに苦手意識を持ちつつも、結局強くは拒めない複雑な日々を送っている。
【ヘンリー=マクミラン】
ウンディーネクラス四年次生、19歳。176cm、シルバーブロンドにウルトラマリンブルーの瞳。
優しげで中性的な美貌を持つ長髪美人。
その容姿と柔らかい口調から穏やかで人当たりが良く見えるが、その実かなり頑固で我が強い。天然無自覚鬼畜。
水の素質を持つ者の中でも操作力が高くなければ扱えない氷を容易く扱ったりとその能力は高く、『水氷の白薔薇』という二つ名で呼ばれている。
セインの掘った穴に落ちて以来彼を気に入り、事ある毎にちょっかいを掛けている。
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【ランス=ラインベルト】
サラマンダークラス三年次生、18歳。184cm、ライトブラウンの髪にライムグリーンの瞳。
何だかんだ、エリオットが学内外でよく行動を共にする一番の友人。
自他共に認める『バカ』だが、明るく快活で憎めない性格。
鈍感で空気が読めない。思った事は思ったまま口に出すタイプ。
アカデミーに入る前から仲の良い幼なじみにフィーネがいるが、彼女が自分に寄せる想いには微塵も気が付いていない。
【フィーネ=コリンズ】
ウンディーネクラス三年次生、17歳。168cm、青味がかった黒髪にアイリスの瞳。
ランスの幼なじみの少女。彼を通じて、エリオットともそれなりに交流がある。
ランスとは対照的に、真面目で成績優秀な優等生。ウンディーネクラスの監督生を務める。
クラスは違うが、幼なじみのランスをいつも気にかけており、昔から彼に想いを寄せている。
いつまで経っても交わらない感情のベクトルに、ランスと共にこっそりとエリオットに同情されている。
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