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書きかけ放置文まとめ
7 ※

「あ……、日高く…ん?」
「……、もっと、確かめさせてくれよ。アンタの体が、どうなってるのか」
「あっ…」


囁きながら、するりと彼の控えめな胸元を撫でる。

ぷくりと膨らんだ赤い突起に指を引っ掛け、また上擦った声をあげた恭奈の顔を覗き込んだ。


「何処に触れたら、どんな反応をするのか」
「……ぁ」
「教えて」


真っ赤になって息を呑む相手に構わず、秋成は手を進めた。

小さいが手のひらに馴染む柔らかい胸を揉みしだきつつ、ふるふると震え時折耐えきれないというように声をあげる恭奈の反応を見守る。

秋成の行為に戸惑った様子の恭奈だが、触れられれば感じるらしく喘ぎをあげながら雌を濡らして雄を反応させる。先程も触れたオンナの箇所に手を伸ばすと、うっすらと涙の浮かんだ瞳と目が合った。


「……嫌?」
「……、や、じゃないです」
「…そっか」


恥ずかしそうにしながらも、はっきりと否定を口にした恭奈に内心で安堵して手を進めた。

つぷ、と再び指を挿し入れた相手の中。先程はただその感触を確かめるだけだったが、今度は恭奈の反応ひとつひとつをじっと観察してみる。


「ひっ……」
「ん、どの辺が気持ちいい?」
「そ、そんなの…分かんないです……っひゃ!」


秋成が訊ねると真っ赤になって首を振った恭奈だが、躰の反応は正直だ。

恭奈の声をあげた場所を指先で繰り返し刺激すると、奥がきゅうきゅうと締まって震える。気持ちが良いのだろう、興奮が高まった為か秋成の腿に当たっている“彼”が芯を持って堅さを増した。

“彼女”である部分を触って、“彼”が反応を示すとは不思議なものである。けれど、恭奈のそんな反応は確かに秋成の中の欲情を刺激した。


「やぁ…っ」
「なぁ、アンタが自分でする時、この奥とか触ったりするのか?」
「っえ…!?」


ふと疑問が湧いて訊いてみると、甘く喘いでいた恭奈が驚いたように此方を見上げた。

艶と欲情を帯びた美しく中性的なその顔が、じわじわと今までとは少し違う羞恥に染まる。


「な、そ、そんな事……!」
「こっちは自分では触らないのか?」
「ひゃぅっ…! あ、…や」


ぐり、と相手の反応の良い場所を押す。

また一瞬快楽に蕩けた表情をした恭奈は、それでもまた秋成を恥ずかしくて泣きそうな表情で見上げた。


「さ、触らない……です」


言わない。という選択肢は、恭奈の中には存在しないらしい。

馬鹿正直に白状する恭奈を可愛いな、と思いつつ、秋成はクスリと笑う。


13/9/14

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