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きりゅさな兄妹セルフパロ
設定的なメモ
* 10年前(二人が小学生の頃)親が再婚
* 小学校卒業くらいまで、砂凪は入退院を繰り返してた
* 両親は共働き。出張も多いが、二人で旅行に行く事も多く仲は良好
* まぁつまり、両親不在がち
* ↑ それなんてえろげ?
* 現年齢は本編通り、桐琉高二、砂凪高一
* ベルは砂凪と同い年の留学生、アンリは桐琉と同い年
[ベタなラッキーすけべ展開が楽しい ←]
学校から家までのそう長くはない道のりの途中、俄雨に降られたのは災難だった。
生憎折り畳み傘など持ち歩く習慣などはもっておらず、桐琉は見事な濡れ鼠で玄関を開けた。
「あー…、ただいま」
髪や制服からポタポタと雫が零れ落ちるのを、煩わしげに掻き上げる。
…妹はまだ帰ってきていないだろうか、「ただいま」に応える声はない。
砂凪が帰ってきているならタオルでも持ってきて貰おうと思っていた桐琉だが、居ないなら仕方がないかと軽く制服を絞って家に上がった。
廊下に水滴が落ちるが、後で掃除すればいいだろう。濡れてしまって肌寒いので、とりあえず今はシャワーが浴びたい。
「…ったく」
忌々しげに息を吐きながら、桐琉は気怠げに脱衣場の引き戸を開いた。
しかし伏せた瞼を開いた刹那、とんでもない光景が飛び込んできてギョッとする。
「あれ、お兄ちゃん…?」
脱衣場に居たのは、まだ帰ってきていないと思っていた可愛い妹。
帰ってきていたのはいい。…脱衣場にいたのも、まぁいい。けれど、薄く透けた制服のブラウスの袖を抜いた瞬間だというのは、いただけない。
「っ、砂凪……!?」
見てはいけない。そう思うのに年頃の男の視線は正直で、柔らかそうな膨らみを包む黒いレースはばっちりと網膜に焼き付けた。
しかし妹は事の重大さには全く気付いていないらしく、濡れ鼠状態の兄を見て声をあげた。
「お兄ちゃんびしょ濡れだよ! …ちょっと待ってね、タオル…」
籠に積んであるタオルを取ろうと思ったのか、砂凪はそのあられもない格好のまま腰を曲げて前傾姿勢になる。黒い下着の隙間、胸の谷間がばっちりと桐琉の目に焼き付く。
なんというサービスショット。…いやいや、ではなくて!
「ちょっ、砂凪…! 服っ、その前に何か服着ろっ!!」
「ふえ? ……わぁぁぁっ!?」
一瞬きょとんと瞳を見張った砂凪は、遅ばせながら自分の格好に気付いたらしい。
思わず片腕で胸を押さえる姿が、その細身には良い意味で似合わない豊満な膨らみを強調しているようで、逆にいやらしい。
反射的に顔を手のひらで覆いながらも、隙間からばっちりと彼女の躰を注視している桐琉は、雑念を振り払うように頭を振った。
砂凪が先程手を伸ばした床の籠からタオルを二枚取り、一枚を自分の頭に、もう一枚で彼女の上半身を覆う。
「…あっ…」
「……、お前も雨に当たったのか?」
「…あ、うん。…でも僕は、家のすぐ手前だったから…。お兄ちゃんの方がびしょ濡れだよ? 先にお風呂入る…?」
頬を赤く染めながらも、兄の心配をして上目使いに見上げる砂凪。
未だ無防備な格好の彼女にそれをやられると非常にヤバく、桐琉はタオルから覗いている胸の谷間から何とか視線を外しながら首を振った。
「…大丈夫、砂凪が先に入れ」
「でも……」
「気にすんな、俺はお前より丈夫だから」
くしゃりと毛先の濡れたカラメルの髪を撫でてやると、砂凪は戸惑いながらも頷く。
白いタオルを頭から被ったまま脱衣場から出ると、桐琉は再びその顔を手のひらで覆った。
(…砂凪が上がるまでに、なんとかしねえと…)
いつの間にかしっかり“女の子”になった妹の躰に反応してしまった情け無い自身を見下ろし、桐琉はため息を吐いた。
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すみませんでしたぁぁぁ!!(スライディング土下座)
やってしまった、きりゅさな兄弟セルフパロww 当たり前だけど、本編とは何の関係もありませんよ!
ちゃっかりばっちり見る桐琉(爆) ちなみにスカートは履いてたけど、寧ろ半裸とか桐琉の好物だよね! ←←
11/10/13
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