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いっぱち物語(仮)

「でも、ま、そんなら遠慮はいらないな」

その言葉と同時に、おっきな手の平でグッと顎を上に向けられる。

「口、開けてみ?」

なんと!!

わかる。わかるよー。この流れで「口開けろ」ゆーたら一つしかない。真実はいつも一つ。

「ん゙ー」

「いや、『ん゙ー』じゃなくて『あーん』な」

とか言いながら鼻ムギュッて摘んでくる。ヤロー、そーきたか、万事休す!しかも!頑張って息止めてるオレを楽しそーに見ながら、人の口にペロペロちゅっちゅっしてくるとか!ガチでヤベー。息続かん!

「〜〜〜ッんぷぁっ―ぁむん!!!」

口開けた瞬間、親指突っ込まれて舌突っ込まれてマジ定員オーバーなんすけど!とかツッコむ暇もねーとか!なんだこの突っ込み祭り!

歯茎舐められて、上顎舐められて、頬裏も舌の表面もねっとり舐められて、反射的に逃げようと舌を浮かした瞬間に甘噛みされて、そのままジュルジュル吸い付かれる。

やーっっべー…舌先ちゅーちゅーされると力入んねー。背中ゾクゾクして腰が抜けそー。立ってらんない

「んチュ……ぁ、ぅん」

「…ん、ちゅる……」

クマさんに腰支えられて、そのままズルズル座り込む。座りながら唇追いかけられて、オレはぺったし座ってんのにクマさんは膝立ちだから、さっきより覆い被されて、マジで補食されてるみてー。

クマさんとオレの唾液が混ざって、掻き回されてクチュクチュいってる。

エッロ

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