いっぱち物語(仮)
3
「あ゙〜マジ助かった。マジ神。クマさんサンキュー」
「どう致しまして」
クマさんに無事救助されて職員室に移動ちゅー。クマさんも職員室行こうとしてたからって半分持ってくれてる。…いや、半分以上持ってくれてる。
「お前ね、何で一気に持ってこうとすんの?」
「一気じゃないよー。6、7回に分けて運ぼーとしてたのー。」
「もうちょい細かく分けるか、俺呼ぶなりすりゃいいのに。センセー無関係じゃねえんだしそれぐらいの雑用すんぞ」
「クマさんにはクマさんのお仕事あんじゃんよ。そこは譲れねー」
「譲れ。今度は素通りすんぞ」
「アイサー。助かります。センセー」
素直なとこが美点です。
「ふーい。マジ助かったわクマさん。あんがとねー」
「いんや、お前もご苦労さん」
生徒会室から職員室って遠過ぎだしー。とりあえず荷物は全部クマさんの机に置かせてもらった。
「よっし、もっぺん行ってきマンモスー」
「待てって。俺も行くから」
「マジでか!?まだ手伝ってくれるってか!?オラに包容力をわけてくれ!」
「悟空か。だーから言ってんだろ。センセーを頼んなさいって。この耳は飾りか?あ?」
「ひてーっ!ひてーって!フアひゃん!!」
耳とか言いながら、口の端に指突っ込んで左右に引っ張ってくるし。クマさんの指の味なんて知りたくなかった!
「クマさんの馬鹿ちんこ。チュッパちょーだい」
「おい。何で今俺のちんこ馬鹿にした」
「コーラ味ある?」
「聞け」
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