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いっぱち物語(仮)

「何だよそれ!!俺は名乗ったのに、自分は言わないなんて最低だ!!」

「サイテーでいいよーう。ちゅーか、ちょ、もー近寄んないでー。つば飛んでるじゃんよー。やーよもぅ、えんがちょー」

「何だよそれ!!謝れよ!」

「サーセン」

「もっとちゃんと謝れ!!」

しつけー

副会長達もめっちゃ喚いとる。おー、ちょっと前まで生徒会室で一緒にお仕事してたのに。めたくそ言われてるよ、オレ。

転入生にもお連れさんがいたらしく、不良くんとフレッ臭漂う青年が睨んでおる。うーむ、怖いである。

「俺様を無視してんじゃねえ。そんなんほっといてこっち向けよ」

と、クイッ、と、ツイッと、ね。会長が転入生の顔を自分の方に向ける

え!?

え!?え!?え!!ちょ!!まっ!!

次の瞬間見たもんはもういっそ死にたくなっちゃうほどの、絶望だった…




会長が綿埃にチューしとる!!

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