[携帯モード] [URL送信]
白王くんは俺のもの


「白って本当可愛いよな」

「…銀時には適わないがな」

「いやいや、俺より白の方が可愛いって。何なら銀八達にも聞いてみる?」

「……」



――――――


「はーい、つーことで白が可愛いと思う人挙手!」

「はいはい!銀時も可愛いけど白も可愛いと思います俺!」

「銀時もってのは余計だっ」

「…俺からしてみりゃ白も銀時も金時も全員可愛く見えるけどな」

「…銀八ー、今話してるのは白か可愛いかどうかだからね、俺と金時は関係ないから、今は」

「へいへい」

「貴様ら勝手に話を進めるな!!」

「白は黙っててくださーい」

「…銀時…調子に乗っていると後で後悔する事になるぞ」

「ん?例えば?ちゅーしてくれないとか?」

「…今までに俺から銀時にキスした事なんてあったか?」

「銀時にキスしないなら俺にキスしてちょうだいよ白ちゃん?」

「ちゃん付けするな気持ち悪い。
あと変な顔して近寄るなっ」

「ほらほら、白が銀八は嫌なんだって。俺がいいんだって」

「何故抱き寄せる」

「いやー可愛いから?」

「意味が分からん!」

「金時!!抜け駆けすんなコラ!!」

「早い者勝ちですぅー」

「白は俺のだぞ!!返せ!!」

「…銀時のものになった覚えはないんだが」

「安心しろ、銀時のもんは俺のもん。つまり白ちゃんは俺のもんだから」

「うわ、何そのジャイアニズム」

「ま、俺が一番年上だからだな」

「俺は誰のものでもない!!
いや、俺は俺自身のものだ!!」

「……よし、んじゃあ俺は白のものな」

「貴様などいらん」

「わっ、酷い、金さん傷ついたんですけどー」

「とりあえず白から離れろ金時っ」

「嫌だね、銀時には渡さない」


「……やれやれ…んじゃ俺は白ちゃんとのキスを堪能しますかね」

「なっ…!!んッ…」

「げっ、銀八コノヤロー!!!」

「今すぐ引き剥がすぞ銀時っ!!」

「おうっ!!」







「たのしそうだね銀兄たち」

「本当ねー、でも銀はあんな風になっちゃダメだからね?」

「はぁい」

「ふふ、本当いい子ねー銀は」



END




あきゅろす。
無料HPエムペ!