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卒業式後の幸運




――――――――――



Said.銀



卒業式が終わった
今日こそ銀八に想いを伝えるんだ

俺は銀八を探しながら歩いた

教室の方に向かう銀八を見つけてこっそり後を付けてみた


銀八は教室に入り黒板に書いてあるメッセージを真剣に読んでいた
俺は誰も居ない今ならと思い扉を開ける

扉を開ける音に気付いて銀八がこっちに振り向いた


―ドク ドク ドク


ヤバイ!心臓がドクドクいってる


八「…坂田か、どうしたんだ?」

銀「…あの…俺……」

八「?…どうした?」



銀「俺……銀八が好きなんだ!勿論恋愛感情として銀八を愛してる。男にコクられて気持ち悪ィかもしんねェけどそれだけ言いに来ただけだ!」


あぁ、言っちゃった
恥ずかしい多分、俺顔真っ赤なんだろうな




――――――――――




Said.八



後ろから聞こえた扉の音に気付き後ろを振り返ったら坂田がいた


八「…坂田か、どうしたんだ?」

銀「…あの…俺……」

八「?…どうした?」



銀「俺……銀八が好きなんだ!勿論恋愛感情として銀八を愛してる。男にコクられて気持ち悪ィかもしんねェけどそれだけ言いに来ただけだ!」


これは夢だろうか?

逃げようとする坂田の腕を掴み抱き寄せる


銀「…な、に?」

八「俺も…坂田が好きだ」

銀「ホントに?」

八「あぁ、ホントだ。俺も恋愛感情として愛してる。こんな俺が恋人で良いのか?」

銀「銀八じゃなきゃダメなんだ」

八「ククッ、これからヨロシクな」


そう言いながら顔を真っ赤にした銀時の額にキスをした
銀時は更に真っ赤になりながら戸惑っていた
あぁ、可愛いそう思ってたら銀時から口付けを交わしてくれた


ホントに可愛い恋人だ



俺はこの世で一番幸せモンだなァ




end.





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