[携帯モード] [URL送信]

物語
ウォード仲間入り〜港町キュリペに着いて船に乗るまで




ウォード仲間入り〜港町キュリペに着いて船に乗るまで


*ウォード仲間入り〜キュリペに入るまで


【近寄るな】
フレイ「なぁネリア、疲れてないか?」
ネリア「ぁあ…大丈夫d―」
ウォード「貴様…ネリア様に気安く近付くでない!!」
―ガバッ(ウォードはネリアを抱きしめる)
フレイ「な…オレはただネリアを心配して話しかけただけだ!」
ウォード「貴様のことはまだ認めていないからな…貴様が近付くとネリア様が汚れてしまう!」
フレイ「んだとぉ!?」
ネリア「ウォード」
ウォード「何ですかネリア様―」
―ドゴォッ(ネリアの蹴りが思い切りウォードの股間に直撃)
ウォード「ゴフッ?!!;」
ネリア「あいつは私を心配してくれたのだ。それなのにお前は…もう知らぬ!!」
―ドスッドスッ…(怒って先に前を歩く)
フレイ「ぉ、おい…黒髪…大丈夫かよ、もろ直撃して―」
ウォード「う、うるさい…ッ」
フレイ「お前もよくあんな乱暴な主を持って苦労しないな…」
ウォード「ネリア様を乱暴とは貴様…あとで殺す…ッ」
フレイ「はいはい、ゆっくり深呼吸して〜」

ネリア「ウォードのやつ…あいつを悪く言いおって!あいつは…あいつは、私を、命を賭けて守ってくれた…いい奴なのに…」


【主従】
りん「もしかして、ネリアさんはお姫様なのですか?」
ネリア「お姫様…」
ウォード「まぁ…間違ってはいないですよね…ネリア様」
ネリア「うむ…似たような感じだな」
りん「なるほど!素晴らしいです…お姫様を守る騎士だなんて…まるで本の中の世界ですね…!」
りん「ということはあれですか、食事も豪華なものを食べいたのですか?!」
ウォード「ネリア様に不味い物を食べさせぬわけにはいかないからな…ネリア様はこう見えてよく食べるので毎日つくりがいがあって」
ネリア「いつも済まぬな…」
ウォード「な、謝らないでください!ネリア様の願いを叶える事が守護騎士の務めですから」
りん「作りがい…?もしかして、ウォードさんはネリアさんの食事を毎日作っているのですか?」
ウォード「そうだ、私は料理をするのが好きだからな」
フレイ「女くせッ…(ボソッ」
ウォード「切り殺すぞ貴様!!」
ネリア「ウォード!…今度皆にウォードの食事を振るませよう。とても美味しいのだ…特にデザートはな」
りん「本当ですか?!是非おねがいします!!///」


【犬猿の仲…?】
フレイ「ンだよ…ぁあ?!こっち見んじゃねぇよ胸糞わりぃ」
ウォード「貴様のその口…二度と開かぬよう切り刻んでくれようかッ…?」
フレイ「なんだよ…殺るのか?!」
ウォード「受けてたt―」
―ゴンッガガンッ!!!
ガザフ「静かにせんか…うるさい」

フレイ「親父の鉄拳…どうだ…イテェだろッ…?」
ウォード「ぉお…頭の中が…割れそうだ…なッ…!;」


【※向かう道中で日が暮れるので野宿することになり、以下スキットイベント発生】

【古代言語】
りん「?何見てるんですかアルヴォンドさん」
アルヴォンド「お、りんちゃんか。これはな…さっきの湿原に落ちてあってん…」
りん「うわぁ〜…何かの遺物ですか?」
フレイ「ぉ、何だコレ?難しい文字ばっかで意味わからねぇ―」

アルヴォンド
「ワンスティ フディエウス。ルン レワ ヨオン ユン ソウス ティディンス ブンエオ、ティンスティ ティディエムスペディンムティ…ルンス エディブディンス ワイリディンス ティ プレムティンス、ヌゥヅムワン ブンル スプルンムヅィヅ…」

フレイ「?!;」
りん「…ぇッ?!ぇえ!?;」
ガザフ「ほぉ…!;」
ウォード「な…?!;」
ネリア「なるほど…そういう事か」
フレイ「ね、ネリア分かったのかよ今ので!;」

ネリア「―…涼しく、とても綺麗で透明な湖と色鮮やかな草木に囲まれたこの場は…」
アルヴォンド「…正しく、世界が美しくて素晴らしいという何よりの証拠だ。多分あそこの沼地はアリスタ誕生より前、天変地異が起こる昔の平和な時はこんな場所やったんやな…面白いで」

フレイ「す、すげぇ…!;」
ネリア「…懐かしいのぅ、私が生まれていた時から既に使っていた言葉でな。時代の流れで変化して使わなくなった…まさかアルヴォンドが読めるとはな」
ガザフ「…そういえばお前、この前古代文字が読めるって言ってたが…本当だったんだな」
アルヴォンド「せやで〜…独学で覚えたんや。考古学者やで…コレくらい出来て当然やないの?」
りん「す、すごいです……アルヴォンドさんっていつもはナンパとかして最低な方だと思っていましたが…見かけによらず頭がとても良いのですね…感心しました!」
アルヴォンド「りんちゃん…自分の事そんな奴やと思っとったの…ッ?;」

フレイ「お前ただの女たらしで馬鹿じゃないことが分かったよ」
ガザフ「今日からお前を犯罪者から眼鏡に昇格だ…喜べアルヴォンド」
ネリア「今までアルヴォンドの事を気持ち悪い奴だと思っていたが、この件を以って変わった。変人だな」

アルヴォンド「酷すぎるでお前らぁああああ!;ウワァアアアアアン!!;」
ウォード「アルヴォンド…少なくともネリア様は悪気はあって言ってるわけではないんだ。素直なだけでな…」
アルヴォンド「余計に質悪いしフォローにもなっとらんでぇ…ッ!!!;;」
ウォード「ちなみにお前の第一印象は変な喋り方をする変わった奴d」
アルヴォンド「ウワァアアアアアアお前らなんか大嫌いやぁああああ!!」
(走ってどこかに行ってしまう)
りん「ぁ、アルヴォンドさん!;」
フレイ「お前…アルヴォンドにトドメさしたな」
ウォード「な、私は別にそのつもりじゃッ…」
フレイ「余計質ワリィよ」


【怪しい二人】
アルヴォンド「ヨオウ ンスティーワン ヨオン ワンスティ ニオス?(何もんや嬢ちゃん?)」
ネリア「ワンスティ ツンス ルゥグムンス(それは私の台詞だ)」
アルヴォンド「……」
ネリア「……」
フレイ「?なんだよお前ら?何かあったのか?」
ネリア「気にするなフレイ」
アル「……はハッ」


*キュリペ到着〜宿に宿泊まで

【宿屋に向かおう】
ガザフ「もう夜遅い…宿屋で一泊してから船着場に行こう」


※宿屋に入ってお金を払うと、スキットイベント発生。

【大切なもの】
フレイ「どうしたんだ…ネリア、こんな夜遅くに起きて」
ネリア「!!なんだ…おまえか。いや…少し寝付けが悪くてな…気分転換に外に出ていた」
フレイ「誰かに襲われるかもしれないんだ…不用意に一人で外に出るなよ、皆心配する」
ネリア「済まぬな…」
フレイ「……」
ネリア「……」
フレイ「なぁ、ネリア…お前から見て…その、黒髪の事をどう思ってるんだ?」
ネリア「ウォードか?どうして聞くのだ急に」
フレイ「いや、ちょっと気になって…さ。それに質問に質問で返すなよ」
ネリア「済まぬ。…そうだな、あいつは…」
フレイ(あいつは…?)

ネリア「…ウォードは私の息子のような者でな…かけがえの無い、大切な存在なのだ」
フレイ「…!」
ネリア「あいつが幼い時から知っていてな、私を…どんな事からも守ってくれる…信頼していて、失いたくない、大切な…家族なのだ」
フレイ(…オレ、馬鹿だ…ッ)
ネリア「それだけだ、それがどうかしたのか…お前?」
フレイ「い、いや…そうか。ウォードの奴…それ聞いたら喜ぶぜ?」
フレイ(言えるわけない…ウォードとネリアが恋人同士だって勘違いしてた、なんて…ッ)

ネリア「…それは、どうだろう…な」
フレイ「ぇ…?」
ネリア「アイツは…私を恨んでいるだろう。それは覚悟してる。私はそれだけウォードに辛い想いをさせたんだ。だから…私はその重い罪を一生償って生きていく…それが、あいつに出来る精一杯の出来る事だ」
フレイ「それは…どういう意味―」
ネリア「さて、そろそろ寝むたくなってきた…私は先に宿屋に戻っておるぞ」
(ネリア一人で宿屋に入る)
フレイ「…恨んでいる…重い罪?なんだよ…意味わかんね…ッ。あいつ…一体オレと出会う前に何があったんだっていうんだよ…ッ」
フレイ「くっそ…オレ、寝れるかな…?」


(朝になる)


ガザフ「どうしたんだフレイ、目の下に大きなクマが出来て…寝れなかったのか?」
りん「大丈夫ですか?!;」
フレイ「はは…大丈夫だよ…はッ」
フレイ(結局気になって眠れなかった…くっそぉ〜…ッ;)

ネリア「……」




*宿屋を出る〜船に乗るまで

【港へ行こう】
フレイ「港は奥にあるはずだ、行って便があるか確かめに行ってみよう」

【準備はいいか?】
フレイ「船に乗る前に必要なものがないか準備してから出発しよう」





[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!