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物語
プロローグ







今から5000年ほど前

この星はかつて絶滅の危機にあった。

異常気象、天変地異、食料枯渇

そして人種差別


その光景を見かねた、不思議な力を持つ少女は立ち上がる

名を“アリスタ”と言った

彼女は不思議な力をすべて使い

この星を救った

命と引き換えにして…


彼女が亡くなったその日を、人々は“アリスタ誕生”とし、

この日を境に、星の名を”アリスタ”と名づけ

そして少女を“女神アリスタ”として崇拝したのであった。


また、アリスタ誕生から世界の仕組みがガラリと変化した

海の上の大陸の他に、空に浮かぶ大陸が新たに加わった

海の上の大陸を地上世界(アスピア)

空に浮かぶ大陸を天空世界(スカイピア)

このように人々は言い分けた

今まで空を飛ぶことが出来る種族と出来ない種族との争いが絶えなかった

それを解消する為に女神アリスタは

天空世界に空を飛べる事が出来る種族

地上世界には空を飛べない種族

このようにして住む場所を作った

争いが二度と生まれないようにと願いを込めて



また、全てを生成する源“生心力”(ヴィオゼーラ)

これがなければ大地が、生き物が、空気が、あらゆるものが生まれなくなる

女神アリスタは生心力(ヴィオゼーラ)を補充・管理する役目を

彼女の末裔”アリスタの涙”に託したのであった。


生心力(ヴィオゼーラ)無しでは生きてはいけない。

アリスタの誕生を境に人々は協力し合い、日々を過ごしていった。











現在、A.F5000


 此処は天空世界(スカイピア)のとある建物内。
 そこは普段の物静かな日常とは打って変わり、慌ただしかった。

???「たたた、大変です!!」
???「…何事だ」
???「あ、アレが、アレがいなくなりました!!
???「何!?それは本当か!!」
???「しかもあの者も!」
???「おのれ…あやつめ!―…天空世界(スカイピア)全土に告げろ!!


 ―何としてでも見つけ出すのだッ!!!―








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あきゅろす。
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